中公新書ラクレ<br> 新・消費論―コト消費・性的消費・応援消費…誰もが語りたがる「神話」の正体

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中公新書ラクレ
新・消費論―コト消費・性的消費・応援消費…誰もが語りたがる「神話」の正体

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121508683
  • NDC分類 365
  • Cコード C1236

出版社内容情報

コト消費、性的消費、応援消費、体験消費、トキ消費……
次々と生まれる新たな「●●消費」によって、
私たちは新しいビジネスの形を理解したり、議論されるべき社会問題の存在を知ったりする。
しかし、そこで〈消費〉はあまりに融通無碍に、あるいは単に自説を知的に見せる
語彙として使われている可能性はないのか。
そして、かのボードリヤールはなぜ〈消費〉を一つの神話と見なしたのか。
1980年代から現代まで、〈消費〉をめぐる語りの謎を鮮やかに論じ、
終わらない「神話」を終わらせる。


【目次】
序 章 〈消費〉を知ってはいるけれど
第1章  コト消費の時代――曖昧な〈消費〉の居場所
第2章 性的消費をめぐる謎――失われているものの在処
第3章 応援消費の論理――消費が変えるのは自分か社会か
終 章 〈消費〉という謎からのエクソダス


【目次】

内容説明

コト消費、性的消費、応援消費…次々と生まれる新たな「●●消費」によって、私たちは新しいビジネスの形を理解したり、議論されるべき社会問題の存在を知ったりする。しかし、そこではあまりに融通無碍に、あるいは単に自説を知的に見せる語彙として〈消費〉が使われている可能性はないのか。そして、かのボードリヤールはなぜ〈消費〉を神話と見なしたのか。1980年代から現代まで、〈消費〉をめぐる語りの謎を鮮やかに論じる。

目次

序章 〈消費〉を知ってはいるけれど(消費と浪費/異なる定義が並行する ほか)
第1章 コト消費の誘惑―曖昧な〈消費〉の居場所(すべてが「コト」になる/「モノからコトへ」 ほか)
第2章 性的消費の論理―失われているものの在処(性的消費とは何を指す?/性的消費の〈消費〉性 ほか)
第3章 応援消費の意味―消費が変えるのは自分か社会か(オタク像の変遷を辿る/〈消費〉を肯定的に捉える ほか)
終章 〈消費〉からのエクソダス(私たちにとっての〈消費〉/真面目に読むだけ損をする? ほか)

著者等紹介

林凌[ハヤシリョウ]
1991年生まれ。武蔵大学准教授。立命館大学文学部卒。東京大学大学院学際情報学府博士課程満期退学。博士(社会情報学)。専門は消費社会論、歴史社会学、批判的都市研究。『現代ビジネス』や『ゲンロンy』など各種メディアにも寄稿。著書に、『〈消費者〉の誕生―近代日本における消費者主権の系譜と新自由主義』(以文社、2023年、日本社会学会奨励賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

18
次々と生まれる新たな「●●消費」。1980年代から現代まで、消費をめぐる語りの謎を論じた1冊。ビジネスや社会問題を語る際の「●●消費」という言葉がいかに安易に使われ続けてきたか。消費という曖昧な概念を都合よく拡張している場合が多く、1980年代から続く「神話」の連鎖とモノとコトの対立を疑い、性的消費をめぐる批判と擁護の系譜を追い、オタクから推しへの変化を読み解き、「良い消費/悪い消費」という安易な二項対立ではなく、語りの構造そのものを問いながら、もう一度〈消費〉を考え直そうとする試みは興味深かったですね。2026/08/12

イシュア

3
いわゆるコンサルティング的な業界の端くれで仕事をしていることもあり、マーケターが空虚な言葉を量産している動機も少しは理解できるような気がしている。マーケター側もクライアント側も使いやすい言葉を求めているのだろう。「何でもいいから説明して欲しい(本当のことでなくていいから)」という身も蓋もない話であるが、説明が困難であることに耐えられる人は少ない。2026/07/16

sho

2
「消費」って言われてみればフワフワしたまま使われてる言葉だなと思いつつ、最後らへんの若者論〜の部分はここ最近の広告代理店の調査部門がよわよわすぎるよ(コンテンツマーケがすぎるよ)みたいな話にもなる? おたく論っていつも女性云々みたいな話がスルーされるよなと思うけど単に論じた人がいないのか学術的に価値があるとされる範囲の外にあるのか(この著者の場合はそういうことでもなさそうな気がするけど)それはジェンダー論側に入っていて、だからすれ違ってるってことなのかな?1回であんまり理解できた気がしなかった。2026/07/16

miharasi_mamiya

1
コト消費、性的消費、応援消費など消費がいろいろな形で使われているが、その消費の内実は一体何なのだろうということを探求している。消費にはよいイメージと悪いイメージがあり、そのよい、悪いイメージが適当に使われているようだ。2026/08/03

hukukozy

0
どの時代においても、存在感を示してきた「消費」。なぜここまで、さまざまな文脈で扱われるのか。 それは、「消費」という言葉が、その曖昧さゆえにポジティブにもネガティブにも使えるからである。「消費」について迫っていく本。2026/08/05

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