出版社内容情報
観客が来なくて体調不良になったマンボウがいる? 餌代を自分で稼ぐクラゲがいる? 飼育員は繁殖に全力投球している? 舞台裏には、得体のしれない生物がたくさんいる? 飼育員と漁師は仲良し?
水族館は、発見の宝庫だ。
日本全国の水族館の「表」も「裏」も、「酸い」も「甘い」も知り尽くした海洋生物学者が、水族館の真の魅力を解説する。
水族館が100倍楽しくなること請け合いだ。【全国おすすめ水族館コラム付き】
【目次】
内容説明
観客が来なくて体調不良になったマンボウがいる?餌代を自分で稼ぐクラゲがいる?飼育員は繁殖に全力投球している?舞台裏には、得体のしれない生物がたくさんいる?飼育員と漁師は仲良し?水族館は、発見の宝庫だ。日本全国の水族館の「表」も「裏」も、「酸い」も「甘い」も知り尽くした海洋生物学者が、水族館の真の魅力を解説する。水族館が100倍楽しくなること請け合いだ。【全国おすすめ水族館ガイド付き】
目次
まえがき 水族館で生物学“神の眼”から見る水族館
第1章 「集める」生き物を入手する、それはコレクター顔負けの修羅の道
第2章 「選ぶ」予備水槽での攻防、それは芸能界よりもシビアなデビューへの道
第3章 「飼う」どこよりも素敵に魅せる、それは血と汗と涙と、なけなしの資金が開く道
第4章 「殖やす」新しい命の誕生、それは生命の神秘に触れる道
第5章 「調査・研究する」未知の事象を解き明かす、それは究極の学問へ至る道
あとがき 水族館の“これから”学者目線で、マニア目線で
Dr.クラゲさんの訪問した水族館リスト
著者等紹介
泉貴人[イズミタカト]
海洋生物学者。1991年、千葉県船橋市生まれ。福山大学生命工学部・海洋生物科学科講師。東京大学理学部生物学科在籍時に、新種であるテンプライソギンチャクを命名したことをきっかけに分類学の道を志す。2020年に同大大学院理学系研究科博士課程を修了。日本学術振興会・特別研究員(琉球大学)を経て、2022年より現職。イソギンチャクの新種発見数、日本人歴代トップ(26種)。東京大学落語研究会で磨いた話術を活かし、「Dr.クラゲさん」としてYouTubeチャンネルおよびX(旧Twitter)にて精力的にアウトリサーチ活動を行う。これまでの水族館の訪問数は150を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろう