中公新書ラクレ<br> 松本人志とお笑いとテレビ

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中公新書ラクレ
松本人志とお笑いとテレビ

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121508201
  • NDC分類 779.14
  • Cコード C1276

出版社内容情報

松本人志は、なぜ30年近くにわたってトップに立ち続けていたのか。そして「ポスト松本」時代のお笑いとテレビは、どう変わるのか。

内容説明

なぜ30年近くも、トップに立ち続けていたのか。エンターテインメントは、どう変わるのか。

目次

第1章 「松本人志性加害疑惑」を読み解く(性加害疑惑の経緯;裁判で事実は明らかにならない? ほか)
第2章 松本人志とダウンタウンが絶大な力を持てた理由(なぜダウンタウンだけが勝ち続けられたのか;吉本興業の東京進出の最大の功労者 ほか)
第3章 「痛みを伴う笑い」は悪なのか?コンプライアンスを再考する(芸人に良識が求められる時代;「人を傷つける笑い」に拒否反応を示す若者たち ほか)
第4章 衰退の一途をたどるテレビに未来はあるか?(松本人志の「お笑いがしたいです」発言への違和感;テレビは不便だから見られない ほか)
第5章 お笑いはどこへ向かうのか(松本騒動でお笑い界は「幕末」に入った;一発屋芸人が出て来ない理由 ほか)

著者等紹介

ラリー遠田[ラリートオダ]
1979年、愛知県名古屋市生まれ。東京大学文学部卒業。専攻は哲学。テレビ番組制作会社勤務を経て、フリーライターに。在野のお笑い評論家として、テレビやお笑いに関する取材、執筆、イベント主催など、多岐にわたる活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

39
新刊。納得度と共感度が高くて一気読みしてしまった。松ちゃんの性加害問題を軸にはしているが、ダウンタウンを主とした現在のお笑いとテレビ論が語られていて、ほうほうそうなんだ、でも確かにそう言われれば…と面白く読んだ。芸人の表芸だけでなく裏側のドキュメンタリー含めてお笑いとして見たい、は正にその通りで、だからこそこういう本が読みたいし芸人さんのエッセイもめちゃくちゃ出版されているんだろうな(そして読んでいるわたし。笑)。芸人・松本人志の足を、人間・松本人志が引っ張っている、という表現が珠玉。2024/10/26

ミズグ

5
とても納得できる説得力ある文章で大変面白い。 p88は芸人の役割について言及されており、そこで芸人の役割については様々あると思うけれど、結構偏ったスタイルを断定しているように思った。2024/10/14

a.i

3
★★★ラリー遠田さんの本はほぼ読んでいて、今回は特に読みたかった内容なので即購入。 自分も盲目的に(思考停止に)なっていたなと気付かされた。「お笑いに関しては極端な感情論が横行しやすい。だからこそ、つとめて冷静に考える必要がある。」「人は正しさだけで動いているわけではない。だから、正しさに基づく主張をしたくなるときこそ、自分がどういう原理で動いているのかに自覚的でなければならない。」など、いくつか刺さる部分があった。 最後の「テレビ文化が生んだ最後のスター芸人だった」という一文には感傷的になってしまった。2024/10/11

てつや

2
タイトルの通り、松本人志の話のみではなく彼がこれまでお笑い、テレビで時代を作り上げてきた、業界を変えてきたのは間違いなくその功績を讃えてはいる。しかし、時代が終わりを迎えつつある中でお笑い、テレビそのものに変化があるということを丁寧な分析で簡潔にまとめている。 以下引用 松本は、あらゆる話題を笑いに変える能力を持っている。(中略)洒落にできないような深刻な社会問題や、専門的な知識が求められるテーマに関しては、その手法は通用しない。そこに彼の限界があった。 時代を作ったけど、時代が追い抜いてしまったんだろう2024/11/16

りん

1
「松本人志」問題よりかは、テレビ・お笑い論考として興味深く読みました。結構Tverでバラエティの見逃し配信を見るんですけど、やっぱりドラマに比べると視聴数が少ないんですね、、自分自身はテレビで育ってきた世代ですが、コロナ禍以降急速にテレビ離れしてしまい、確かに以前よりバラエティを見る時間が減りました。それでも、家族や友達と見て安定して楽しめるのはやっぱりバラエティ。ダウンタウン系で言えば「リンカーン」のDVDなんて結構見ています。このなんとなくYouTubeで代替できない感じがまだ自分には欲しいんですよね2024/11/27

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