出版社内容情報
本書は、ベストセラー『地頭力を鍛える』によって広く認知される「地頭力」や「アナロジー思考」、「Why型思考」等の思考力に関する著作で読者を獲得してきた細谷氏の最新書き下ろし。
私たちの生きる世界は、VUCAと言われる不確実で先の見えない時代に突入したと言われています。2020年初頭からコロナやウクライナ紛争など思いもよらない事態を招き、日常生活ではスマホの普及やGAFAMと呼ばれるプラットフォーマーの台頭等により、デジタルを中心とした「見えないもの」に支配されているのです。これまで、日本では「見えるもの」を作る技術を強みにしてきた企業も多く存在してきましたが、これからの時代を生き残るには、「見えないもの」をいかに見えるようにするかが鍵となります。
本書では、著者が思考力を鍛えるために用いる「具体と抽象」のテーマに当てはめながら、この「見えないもの」を見えるようにするための考え方を提供します。
いくつもの事例を読み進めることで、これまで見えなくなっていた視野が広がり、日々のコミュニケーションや仕事の計画等に関する悩みを解消するとともに、未来に向けて将来像を描くためのツールになる1冊です。
内容説明
私たちの生きる世界は、予測不能なVUCA時代に突入しました。スマホの普及やGAFAM等の台頭で、デジタルを中心とした「見えない世界」が飛躍的に広がり、これまでとは異なる発想や考え方が必要となってきています。本書で提供する思考法は、見えない世界の多くを占める「抽象」をとらえることで「具体」からの視野を広げ、日々のコミュニケーションや仕事に関する悩みを解消するとともに将来像を描く一助になるでしょう。
目次
第1章 加速するVUCAの時代と見えない世界の拡大
第2章 人は見えるものばかりを追いかける
第3章 「見えないもの」としての抽象
第4章 抽象化とは線を引くこと
第5章 見えない抽象の次元
第6章 視野狭窄と「具体の谷」
第7章 見えない世界を見るための「無知の知」
著者等紹介
細谷功[ホソヤイサオ]
神奈川県生まれ。ビジネスコンサルタント・著述家。株式会社東芝を経て、アーンスト&ヤング、キャップジェミニ、クニエ等の外資系/日系のグローバル・コンサルティングファームにて業務改革等のコンサルティングに従事した後独立。近年は問題解決や思考力に関する講演やセミナーを企業や各種団体、大学等に対して国内外で実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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