出版社内容情報
子どもには安定した豊かな生活を送ってほしい。当たり前の親心ですが、これからはなかなか難しくなりそうです。社会の変化のスピードは速くなり、一生懸命働いてさえいれば食べていける時代は終わりました。年金の支給開始年齢は上がり、老後資金も自分で用意しなければなりません。求められるのは、自分自身の判断でお金と上手く付き合っていくこと。その「上手な付き合い方」=マネーリテラシーを教えてあげることこそ、親が子どもに対してできる最高の贈り物です。
今の親世代は、自分の親とお金の話などしたことがないかもしれません。でも、普段からどんどん子どもとお金の話をすることで、子どもは自然とお金の知識が身につくもの。知ってさえいれば防げる失敗はたくさんあります。お金との付き合い方で、これだけは伝えたいポイントを、本書では十二章にまとめました。将来の当たり前の暮らしを守るために、子どもとたくさん話をして下さい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まゆまゆ
14
子どもに対するお金に関する教育のヒントを紹介していく内容。お金はタダでは得られない。お金の価値を幼い頃から理解させるのは大変だけど、必要なことである。倫理観と信頼を得られる人になれれば生きていける。過去の実績をもとに得られる信用をいかにつくれるかが信頼を得るために必要なこと。2022/05/10
tomatobook
5
子供は5歳から学童期を想定している内容。とすると親のターゲットは30-40代だろう。にもかかわらず、p 154で親世代は「投資などしない方がいい」と断言しているのには首肯できない。理由は投資には疎くてリスクがわかっていないから。この本を手にしている時点で教育やお金にリテラシーある読者だと思うのだが。2022/09/19
ねええちゃんvol.2
1
★★★ 何に投資すべきか?「誰の言うことも信じてはいけない。自分がよく知っているものだけに投資する」byウォーレン・バフェット。最大のリスクは知らないこと。自分の信用力を上げる。クレジットカードの利用歴(クレジットヒストリー)を大切に。人に何かを借りたら利子をつけて返すことを子供のころから教える。2022/02/18
cesk#cesk
1
お金の価値や倫理観はしっかりと伝えたい2022/06/18
やま
1
やや抽象的なところはあるが、金銭について子どもに教えておくことは確かに大切だと思う。2021/10/27