出版社内容情報
コロナ下で地方移住への関心が高まっている。リモートワーク時代の新たな生き方とは? 空き家の探し方から、補助金の情報まで網羅。
内容説明
新型コロナウイルスの影響で、東京圏からの人口流出が続き、東京の一極集中に変化の兆しが出ている。リモートワークやワーケーションなど働き方が変わり、地方移住への機運が高まっているのだ。自らも東京から淡路島へと移住したジャーナリストが、コロナ移住者を各地に訪ねた。仕事や住居の見つけ方から、移住を促進する国や地方自治体による補助金の情報、「地域おこし協力隊」の制度なども、徹底取材。
目次
第1章 満員電車にさようなら
第2章 コロナで人はどこに動くのか
第3章 コロナ移住 人気自治体を歩く
第4章 「地域おこし協力隊」という移住法
第5章 半農半エックスのリアル
第6章 都会人が知らない田舎暮らしのトリセツ
終章 第三の日本
著者等紹介
澤田晃宏[サワダアキヒロ]
1981年生まれ、兵庫県神戸市長田区出身。ジャーナリスト。進路多様校のための進路応援マガジン「高卒進路」(ハリアー研究所)編集長。高校中退後、建設現場作業員、「週刊SPA!」(扶桑社)編集者、「AERA」(朝日新聞出版)記者などを経てフリー。新型コロナをきっかけに、2020年6月、東京都大田区から兵庫県淡路市に移住。主な取材テーマは、高卒就職、外国人労働者、第一次産業、地方行政(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
19
夢は見るべし! でも、よく調べてよく考えて決断してね。 決断した後も考えて、引き返す事を忘れないでね? シガラミに纏われる前に。 続きは此方→ https://note.com/kashiwa1969/n/n8484270e68e22021/04/21
zoe
16
先日読了した本は、東京から高知へ移住した例であった。今回は淡路島へ移住した方の本。共通しているのは物書きであるということ、基本的にどこでも仕事ができる方々であるというところがベース。こちらの本では、生活費は安くなるけれど、高くなるものもあるからよく考えてというスタンス。就農する例についても紹介している。カロリーベースの自給率が低いにも関わらず、一応国民が食べていけて、一方生産者が辞めていき、跡継ぎもいないという、何を大事かを本当によく考えないといけないということが本当に言いたいことでは?2024/11/15
DEE
11
コロナをきっかけに地方移住した人たちを訪ねたルポ。家賃は格段に安くなるが生活費の総額は大して変わらない、などデメリットにも触れている。自分は長野出身で東京、そして現在は東京寄りの神奈川で暮らしている。長野から見ればどっちも「都会」なのだけど、歴然とした格差は間違いなくある。 例えば公の図書館の蔵書数。神奈川に来て初めて図書検索した時は愕然とした。都内では数人待ちの本が100人待ちとかザラにある。些細なことかもしれないが格差には違いない。2021/11/25
skr-shower
4
タイトルのインパクトよりは親切な中身。東京は1時間で時々行ければ、住まなくてもよい場所。2021/07/09
Eiki Natori
4
仕事で必要だったので読んだ本。 東京から離れ、地方に移住した人を取材した本。特にコロナ禍でテレワーク主体になって以降、地方に移住する人が増えているようだ。たまに東京に行ける範囲の地域が人気だとか。 あくまでも東京本社に勤める人が大半であり、Uターン、Iターンで現地の企業に就職するまではまだ時間がかかると思った。2021/05/29




