出版社内容情報
パンデミックを前にあらゆるものが停滞し、動きを止めた世界。17歳でイタリアに渡り、キューバ、ブラジル、アメリカと、世界を渡り歩いてきた漫画家・ヤマザキマリさんにとって、これほど長い期間、家に閉じこもって自分や社会と向き合った経験はありませんでした。でもそこで深く深く考えた結果、「今たちどまることが、実は私たちには必要だったのかもしれない」という想いにたどり着いています。この先世界は、日本はどう変わる? 黒死病からルネサンスが開花したように、また新しい何かが生まれるのか? 混とんとする毎日のなか、それでも力強く生きていくために必要なものとは? 自分の頭で考え、自分の足でボーダーを超えて。さあ、あなただけの人生を進め!
内容説明
パンデミックを前に動きを止めた社会。世界を駆ける漫画家・ヤマザキマリもこれほど長期間家に閉じこもり、自分や社会と向き合ったのは初めてだった。しかしその結果「たちどまることが実は必要だったのかもしれない」という想いにたどり着く。ペストからルネサンスが開花したようにまた何かが生まれる?混沌とした日々を生き抜くのに必要なものとは?自分の頭で考え、自分の足でボーダーを超えて。あなただけの人生を進め!
目次
第1章 たちどまった私と見えてきた世界(命さえあれば;家族たちと離れ離れになって ほか)
第2章 パンデミックとイタリアの事情(なぜイタリア人はマスクを嫌うのか?;ソーシャルディスタンスが日本の半分? ほか)
第3章 たちどまって考えたこと(「旅」を封じられて;人間としての機能を鍛えたい ほか)
第4章 パンデミックと日本の事情(日本語の飛沫リスク;日本美術の「疫病」と民主主義 ほか)
第5章 また歩く、その日のために(日本を見る、日本人を知る;裸足になろう ほか)
著者等紹介
ヤマザキマリ[ヤマザキマリ]
1967年東京生まれ。漫画家・文筆家。東京造形大学客員教授。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。2010年『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン)で第3回マンガ大賞受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。15年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。17年イタリア共和国星勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やすらぎ
breguet4194q
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