中公新書ラクレ
読売新聞朝刊一面コラム「編集手帳」〈第31集〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121505774
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1295

出版社内容情報

毎朝届けられる名文をじっくりと味わう幸せ。都知事選、リオ五輪、大隅良典氏ノーベル賞受賞、トランプ氏当選…。激動の二〇一六年下期。

内容説明

予測のつかない時代が始まった激動の半年をコラムでたどる。

目次

7月
8月
9月
10月
11月
12月

著者等紹介

竹内政明[タケウチマサアキ]
読売新聞論説委員。1955年、神奈川県生まれ。79年、北海道大学文学部哲学科宗教学専攻卒業後、読売新聞に入社。長野支局を経て、東京本社・経済部で財政、金融などを担当。98年に論説委員会に移り、2001年7月から朝刊一面コラム「編集手帳」を担当。2015年度日本記者クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

128
編集手帳の第31集で、2016年7月から12月まで読売新聞に書かれたものがおさめられています。トフラーが1980年に出した「第三の波」で書いてあることを引き合いに出している部分のところーポピュリズムについてですがーは納得があります。また元総理の竹下さん語録で「官房長官、名を変えて繁忙長官」というところも笑ってしまいました。いつもながら文章は天声人語より短いのですがピリッとしたものを感じさせてくれます。2017/02/21

zero1

44
16年下半期はリオ五輪に台風、トランプ当選にプーチン来日。記憶に残る、やまゆり園の連続殺傷事件。19人死亡。【障害者なんて、いなくなればいいと思った】と述べた犯人(後述)。8月6日には核兵器に関し【廃絶に1ミリ前進しては1メートル後退】と書く。福島から横浜に避難した少年は【金もらってんだろ】と同級生から金を要求され合計150万円にも及ぶ(後述)。電通の新入社員(24歳)が週に10時間しか寝てない。その末に過労自殺。今や八冠の藤井君が中学生プロ棋士(四段)になったのもこの年。📚️過去を思い出すのに役立つ。2023/11/24

pia

5
この人の文章めちゃくちゃ好きです。2017/03/30

yonaga

1
以前読売新聞を購読していたのでこのコラムはほぼ毎日目にしていた。同じ文面でも新書で読むと雰囲気が違って違和感があった。しかし就寝前に読む本としては区切りがあって途中からは読みやすくなった。やはり年間を通しての関心事は米国大統領の事。この男で大丈夫なのかという警告のようなコラムを何回か見かけた。国内外どちらも既存の思考ではついていけない事案が勃発して戸惑う1年だった。2018/01/11

ぴーすけ

1
「理化学研究所のチームが合成に成功した原子番号113番の新元素が「ニホニウム」と正式に命名された。日本初の快挙には威勢のいい響きが似合いそうだが、「ニッポニウム」は過去の一時期に”幻”の元素名として存在したことがあり、再びは使えない。ニッポンの気概と闘志は内に秘め、ニホンの穏やかな慎みをもって外に対する。 「ニホニウム」 いい名前である。  未来を担う若き科学者たち、”ニホンムスコ”や”ニホンムスメ”には何よりの励みになろう。」(p.195)2017/06/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11511630
  • ご注意事項