内容説明
ときに金メダルよりも美しいものに出会うから、五輪観戦はやめられない―ソチ五輪に感動する一方で「現代のベートーベン」の正体、風前の灯火となってしまったSTAP細胞と空しい虚構が立てつづくなか、北朝鮮が拉致被害者の再調査を約束。朗報は届くのか。激動の半年を辿る。
目次
1月
2月
3月
4月
5月
6月
著者等紹介
竹内政明[タケウチマサアキ]
読売新聞論説委員。1955年、神奈川県生まれ。79年、北海道大学文学部哲学科宗教学専攻卒業後、読売新聞に入社。長野支局を経て、東京本社・経済部で財政、金融などを担当。98年に論説委員会に移り、2001年7月から朝刊一面コラム「編集手帳」を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
9
編集手帳の最新版で2014年上半期文が掲載されています。1巻から再読しながらやっとここまでで追いつきました。最近のことなので、まだ覚えていることも多く身近に感じました。特に冬季オリンピックの、高梨、浅田さんについてのコラムは本当に印象に残るコラムでした。2014/09/01
mmm
2
今年こんなことがあったんだと思い返すことができる。2014/11/21
pia
1
本当にこの人の文章が大好きです。2015/07/16
山田
0
読売新聞で連載されている編集手帳をまとめた本。2014年1月~6月までの内容がまとめられている。 この時期には、今でこそ有名になっている衝撃のニュースが多くあったように感じる。 特にSTAP細胞やゴーストライターなどのニュースは未だに記憶に新しい。それだけ衝撃的だったのだろう。2017/02/01
みつんば
0
毎度お馴染み、読売新聞朝刊コラムの2014年上半期をまとめたもの。この期間はオリンピックあり、疑惑の記者会見あり、ととにかく話題の尽きない時期だった。それはさておき、本書を読んで改めて思い知らされたのは、筆者の類い希なる筆力だ。その話からこのテーマに繋げていく?と驚かされ、そういう着地点に落ち着きますか!と唸らされる。それをたったこれだけの文字数でやり遂げてしまうんだから、ケチの付けようもない。分析力、洞察力に加え、豊かな感情があったればこそ為せる技だ。だからこのシリーズはずっと読み続けるだろう。2015/02/09
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- 和書
- あっ、神様がいない