中公新書ラクレ
駆け出しマネジャーの成長論―7つの挑戦課題を「科学」する

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  • サイズ 新書判/ページ数 294p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121504937
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C1234

内容説明

突然化・二重化・多様化・煩雑化・若年化という5つの職場環境の激変で、いま3割の新任マネジャーはプレイヤーからの移行に「つまずく」。成果を出すために、何を克服すべきか?人材育成研究の知見と、聞き取り調査をもとに、内省と行動を繰り返すことなど、アドバイスを贈る。

目次

第1章 マネジャーとは何か?
第2章 プレイヤーからの移行期を襲う5つの環境変化
第3章 マネジャーになった日―揺れる感情、7つの挑戦課題
第4章 成果を挙げるため、何を為すべきか―リフレクションとアクション・テイキング
第5章 マネジャーの躍進のため、会社・組織にできること
第6章 座談会 生の声で語られる「マネジャーの現実」

著者等紹介

中原淳[ナカハラジュン]
北海道生まれ。東京大学大学総合教育研究センター准教授。同大学大学院学際情報学府准教授を兼務。大阪大学博士。専門は経営学習論。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人々の学習・成長・コミュニケーション、リーダーシップについて研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hatayan

40
職場の中間層に向けたマネジメントの入門書。 マネージャとは、矛盾と混沌に満ちた現実を前向きに受け止め、周りの人やものを動かしてものごとを成し遂げる存在であるとされます。 現場を離脱するときには寂しさを感じ、部下の力量が自分に迫ってきたときは複雑な思いになります。しかし、マネージャの役割は個別の業務に精通するのではなく組織を牽引すること。「マネジメントを犠牲にしない範囲で現場感覚を維持する」という表現は、氏の他の著書でも記されており、共感できるものでした。 あるべき姿を繰り返し考えることになりそうです。2019/03/19

kei-zu

34
良書。マネジャーの心得について、精神論ではなく合理的に説明する。 本書でマネージャーの挑戦課題として挙げられているのは、以下のとおり。 「部下育成」「目標咀嚼(上からのオーダーをそのまま下ろさない)」「政治交渉(上司や他部門との)」「多様な人材活用」「意思決定(学んで、計算して、やりきる)」「マインド維持(モチベをどう維持するか)」「プレイヤーとマネジメントのバランス」 最初からうまくいくはずがない、アドバイスをもらいながら成長するのだ、という説明には励まされる(。・ω・。)2021/05/16

yyrn

26
マネージャーになる前の人は読まない方が良いと思うw。マネージャーが担う役割の多さ、特に部下に対して目配せしなければならない項目の多さにビビるにちがいないから。何も知らずにマネージャーになってしまって、もう逃げられない状態になってから覚悟を決めて読むと良い本だと思うw。身に染みて一言一言が分かると思うし、即行動につなげられると思うので。頑張って。▼私はこの本で指摘されるようなマネージャーとしてやらなければならないこと、やってはいけないことの多くを、指摘に反して真逆に実行していたなと反省する。ずぼらな部下の⇒2021/06/25

みー

22
鈴木さんに借りた本。プロマネバランス。小学校から中学校に変わる。わかってるけどむずかしいね。2019/02/22

bookreviews

21
マネジャーを一言でいうと、「Getting things done through others」。すなわち「他者を通じて物事を成し遂げた状態にすること」。 https://bookreviews.hatenadiary.com/entry/InexperiencedManager2022/08/27

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