内容説明
食を通じて仏教の教えを伝える「料理僧」、青江覚峰。彼は「ほとけごはん」を食と向き合う実践の場だと言います。著者と一緒に季節をたどれば、単にエネルギーを補給する場になりつつある食事の意味も変わるはず。「命」は有り難く、そしておいしく「いただきましょう」。
目次
氷解の章(一月 菜―暗闇で人参を食べ比べる;二月 菜―耳で音を、鼻で香りをつかまえながら大豆を炒る;三月 菜―芽吹いたばかりの菜の花への感謝)
薫風の章(四月 菜―誕生仏に注ぐ甘茶で煮るさつまいも;五月 菜―そら豆と枝豆の食べ比べで季節の移ろいを感じる;六月 菜―大切な人の心が宿る梅干し)
流水の章(七月 菜―すべてを食べきる、茄子遊び;八月 菜―とうもろこしという万能選手に感謝;九月 菜―こちらとあちらを繋ぐ彼岸寿司)
落葉の章(十月 菜―死を考えながらきのこを食べる;十一月 菜―報恩講で小豆を食べながら親鸞聖人を偲ぶ;十二月 菜―すべての残り物をいただく、飛龍頭椀)
著者等紹介
青江覚峰[アオエカクホウ]
浄土真宗東本願寺派緑泉寺住職。1977年東京生まれ。カリフォルニア州立大学にてMBA取得。「料理僧」として料理、食育に取り組む。日本初・お寺発のブラインドレストラン「暗闇ごはん」代表。超宗派の僧侶達が集うウェブサイト「彼岸寺」創設メンバー。ユニット「料理僧三人衆」のひとりとして、「ダライ・ラマ法王と若手宗教者100人の対話」などでも料理をふるまう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ユウユウ
けいた@読書中はお静かに
Book Lover Mr.Garakuta
しおつう
ひめぴょん