出版社内容情報
試合中の選手のプレーヤ監督の采配だけではなく、フロントのチームづくりまで綿密に分析し、勝敗を分けた選択をあぶりだす。
内容説明
試合を決める良いプレーとは何か、バルサはなぜ強いのか、なぜ他のクラブが真似してもうまくいかないのか、ドイツブンデスリーガ繁栄の理由は…選手のプレー、監督の釆配からクラブ経営、スタジアムの作り方にいたるまでを詳細に分析し、何が勝者と敗者を分かつのかを考える。
目次
序章 勝者となるための法則
第1章 組織の法則(W杯優勝という発言の持つ引力;ファーガソンの“独裁”マネジメント ほか)
第2章 リーダーの法則(指揮官の覇気が勝負を決する;モウリーニョは人の心をつかむ ほか)
第3章 現場の法則(良いプレーと悪いプレー;バルサの強さを解析する ほか)
第4章 局面の法則(キャプテンマークと闘気;最高の幹事役、シャビ・アロンソ ほか)
著者等紹介
小宮良之[コミヤヨシユキ]
1972年、横浜市生まれ。大学在学中にスペインのサラマンカ大学に留学。卒業後はスペインのバルセロナに渡り、スポーツノンフィクションライターとして活動を始める。語学力を駆使してEURO(欧州選手権)、冬季五輪、W杯などを現地取材。2005年に「Number」で発表したノンフィクション「遺書」が話題となり、06年からは日本に拠点を移す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アーキー
2
★★★☆☆ 72 2021/12/03
ニシ
2
~序章より~過去10年を遡って、サッカー界における最大の勝者と言えば?大半の人が「FCバルセロナ」と答えるだろう。勝者を偶像化することは、勝者になるための最高の法則であるとは限らない。バルサの強さは、歴史のうねりの中で生まれた。クライフの薫陶を受けたグアルディオラは、その極意を頂点にまで高めている。彼らのスタイルは長年の成功と失敗、そして進化の上に成り立っている。本書では、サッカー界における名将・名選手の戦いの法則について解き明かしていくが、それは一般社会にも通じる敗れざる選択の答えとなる。2014/08/22
ラード
1
スポーツのマネジメントとビジネスのマネジメントは似ている。気がする。から読む。
KBOSN
1
もっと体系立てて解説して欲しかった、との感想。エピソード紹介もマニアック度低めなので、サッカーファンにも物足りないかも。2019/05/14
egu
1
各セクションに成程と唸らせる面白い本です!華麗なテクニック・洗練された戦術スポーツの強さの根源は勝たなければ次はない草サッカーでも公式戦でもギリギリでの駆け引きを毎回行うことが本当の強さだと思う。各国の指導者のメディアとの付き合い選手との関係深読みすれば性格も理解することもできるはず・・・2014/04/10