内容説明
「やぶ医者」「感謝感激」…ふだん何気なく使っている言葉が誕生した土地を訪ねると、そこには数々のドラマが待っている。心温まる伝承もあれば、思いもかけぬ悲劇に涙することもある。自身の体験や地元の人々とのよもやま話にグルメの話題も交えて、言葉の歴史や物語を綴った一七話。
目次
べっぴん―「べっぴん」は、鰻の蒲焼きだった
やぶ医者―語源の地で、ホンモノの「やぶ医者」とご対面!
十八番(おはこ)―発見!團十郎もびっくり「十八番」の「お箱」
トロ―名付け親は、三井物産の係長、安達一雄さん!
タニマチ―大阪・谷町筋で、元祖タニマチの外科医を発見!
春一番―島に刻まれた「ハルイチ」の悲劇とは
折紙付き―鑑定家のルーツ、本阿弥家で語源大スクープ!
太鼓判―太鼓判の直径は、わずか一・五センチだった!
金に糸目を付けない―破格の八百円で「糸目」をゲット!
ぎょっとする―由来となった「虎」の背中をこすってみると…〔ほか〕
著者等紹介
わぐりたかし[ワグリタカシ]
放送作家・語源ハンター。1961年、東京・広尾に生まれ、横浜の日吉で育つ。学生時代にTV業界デビューして以来、作家・ディレクター・プロデューサーとして、さまざまな番組の企画・構成・演出・プロデュースに携り、取材や撮影で精力的に国内外を飛びまわっている。その一方で、言葉のゆかりの地「語源遺産」を発見・発掘する、世界でただ一人の日本語の旅人“語源ハンター”としても活動。新聞・雑誌にユニークなコラムを発表して好評を博しているほか、テレビやラジオにもたびたび出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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