内容説明
作家の個性的な一言、元官僚の保守的意見、ジャーナリストの過激発言、元アスリートならではの体験談…そのテクニック、ギャラ、番組の舞台裏などを大公開!橋下徹氏から「批判するだけのコメンテーター」と名指しで批判された著者ゆえ、丸裸になってテレビ業界の功罪を考えた。
目次
第1章 内側から覗いたテレビ業界
第2章 コメンテーターでメシは食えるか?
第3章 誰がコメンテーターをやっているのか?
第4章 コメンテーターになる方法
第5章 コメンテーターの「技術」と「能力」
第6章 コメンテーターの「役割」と守るべき「倫理」
第7章 大手マスコミが嫌われ始めた理由
第8章 「批判」より「独裁」がウケる社会状況
最終章 テレビコメンテーター業に明日はあるか?
著者等紹介
中野雅至[ナカノマサシ]
1964年奈良県生まれ。兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科教授。地方公務員、国家公務員、公立大学教員を渡り歩く希有なキャリアを有する。同志社大学文学部英文学科卒業。故郷の大和郡山市役所職員を経て90年旧労働省入省。厚生労働省大臣官房国際課課長補佐を経て公募により兵庫県立大学助教授。経済学博士。2007年12月まで官房長官主宰の「官民人材交流センターの制度設計に関する懇談会」委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
15
テレビを見ないので…なんとも。ニコニコに出たときの話がおかしかった。めちゃくちゃなコメントがリアルタイムに流れる画面を見ながら冷静に話をするのは難しそう2013/12/23
mari
9
トンチンカンなことを言うコメンテーターもいますね、なんで出てるんだ?と思うけど、まぁいろいろあるんですね。2013/10/30
MORITA
2
この人の仕事に向き合う姿勢はわかるものの、毒にも薬にもならない本。こんなことしか考えていないから、テレビコメンテーターはいらないって言われるんだろうなぁ。2015/07/09
ぽん教授(非実在系)
2
橋下市長にTwitterで直々にバッシングを喰らったことをネタに新書を書くあたりちゃっかりしている著者であるが、路線は元官僚であるためか分析的で堅実、かつ批判的な視点を役所・政治家・メディア・コメンテーター・国民・大学など大方のアクターにきちんと向けていて公平な視点であると感じられる。しかし勢いで書いたと思われるため全体的には浅い。ただ、コメンテーターの舞台裏や呼ばれるまでのサイクルについての記述はコメンテーターにしか書けないところでかなり貴重なドキュメントでありここだけでも価値がある。2014/05/21
マァちゃん
2
博学で口が達者でないとつとまらない仕事ですね。 この筆者は堅い系ですね。2013/07/10
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