内容説明
落合は巨人最強打線をどう封じて優勝したのか。外国人監督はどんな新風を吹き込んだか。広岡、古葉が弱小チームを初優勝に導いた指導術とは。V9川上とV3原の相違は?優勝監督が黙して語らない采配のポイント。その秘中の秘をデータ分析と豊富なエピソードで明らかにする。
目次
第1部 21世紀最強の指揮官(星野仙一―個性を鍛え、伸ばす育成力;ボビー・バレンタイン―「猫の目打線」を生み出した分析力;トレイ・ヒルマン―「マッチョな野球」から「スマートな野球」へ;落合博満―三冠王はなぜディフェンスを重視したのか;原辰徳―3連覇をつかんだ「先制攻撃」)
第2部 20世紀伝説の名将(川上哲治―V9を実現した恐るべき統率力;古葉竹識―弱者を勝てるチームに変える指導力;広岡達朗―企業の論理と闘った「孤独な監督」;長嶋茂雄―王貞治、野村克也と比べて何がすごいのか)
著者等紹介
小野俊哉[オノトシヤ]
1961年岡山県生まれ。早稲田大学理工学部卒。味の素、住友金属工業勤務を経て、2003年にスポーツ・アクセス社を設立。スポーツ選手の活躍に関する独自のデータ分析に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
30
          
            単なる思い出話でもなく、データ集でもなく、記録に残る監督らが、なぜ結果を残せたか考察もしっかりされてたのが好印象。2018/12/25
          
        YOS1968
7
          
            21世紀のプロ野球監督の戦術データを提示し、落合監督は優秀な監督だったことを示している。より多くの試合を勝つための戦略を立てていた。その嚆矢は川上監督だったことも20世紀の名将として解説もしている。イニング別の得失点を評価することで、その謎を探る。星野、バレンタイン、古葉、広岡などの監督の試合運びのデータは非常に面白かった。いつものように詳細かつ明確なデータ解析に満足しました。2012/03/18
          
        脳疣沼
5
          
            監督業の奥深さを知れる。ただし、ちゃんと考えてたのか、後付けの理論なのかよく分からない。2017/01/05
          
        ふたし
2
          
            星野監督の鉄拳制裁に理由があるとか、あまり理解できない。当時でもどうかと思っていた。また、野村監督が出てこないのもよくわからない。2021/05/16
          
        SU
2
          
            データを元に解説してあって興味深かった。2014/03/03
          
        

              
              
              

