内容説明
今こそ笑いの力を。腹の底から笑って、不安な気持ちを吹き飛ばそう。100万部突破シリーズから、珠玉のジョークを選出。大震災後の日本で、笑いは社会の潤滑油となり、生きる力となる。「明るさがあって素直に心に届くようなものを今は読みたい」という読者の声から生まれた一冊。
目次
紛争地で笑え!(誰が助かった?;誘拐事件;結婚の決め手 ほか)
アメリカを笑え!(野蛮の定義;本屋にて;世界最強の軍隊 ほか)
日本人を笑え!(不良品;青いキリン;サウナにて ほか)
著者等紹介
早坂隆[ハヤサカタカシ]
1973年、愛知県に生まれる。ルポライター。『昭和十七年の夏幻の甲子園』(文藝春秋)で「第21回ミズノスポーツライター賞最優秀賞」及び「第2回サムライジャパン野球文学賞ベストナイン賞」を受賞。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
31
ステロタイプなイメージを笑いに混ぜる。風刺を笑いに混ぜる。嫌なことを笑い飛ばす。面白い。2019/06/30
tetsu
14
★2 各国の国民性を風刺した小話などが多く掲載されている。ちょっと前に書かれた本なので、時事ネタは古い。 ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルとパレスチナ問題、能登半島地震など、悲惨な出来事だらけで笑っている場合ではないけれど、人間にはやはり笑うことが必要なのでしょう。ね。2024/02/21
expensivewell
14
ジョーク以上に国民性のステレオタイプを象徴するものはないといっても過言ではない。日本は技術立国、日本人といえば勤勉で真面目と描写されるが、この概念は現代において既に崩壊しているのはないだろうか。GDP順位は下がり、優秀な技術者は海外流出、製造業の検査不正に統計不正。諸行無常なり。 2022/10/05
jjm
14
海外では何が面白い話とみなされているか確認するために手に取った。いわゆるアメリカンジョークは漫才のツッコミのように笑う箇所を示してはいけない(示さない)、会話の中に違和感を作り出し、オチの意味を少し考えて、あぁ、なるほどとなるもの。その点ですぐに笑いどころが理解できないといけないスタンダップや漫才よりは文章の方が適しているのかもしれない。2021/11/06
α0350α
12
きわどいネタでも悪意が無いのはわかるので楽しめました。どんなところでも笑いがあるって良いですね。日本人ジョーク以外の本も今度探してみようと思いました。2016/07/26