内容説明
二世でもなく、コネもなく、美男美女でなくても芸能界には入れます。むしろ今は「素人」のほうがチャンスがあります―。意外と知られていない業界の実情と本音をプロの視点で伝える。
目次
第1章 親と子の芸能界願望
第2章 芸能人に憧れる心理
第3章 芸能人のチカラ
第4章 芸能界の経済
第5章 芸能界に入る方法
第6章 ステージママと薬物トラブル
第7章 業界人が語る本音
第8章 芸能界で成功するカギ
著者等紹介
平林雄一[ヒラバヤシユウイチ]
出版社入社後、週刊誌の編集者を経て、エンターテインメント系雑誌の編集長となる。その後、フリーに転身。芸能、社会を主なフィールドとしている。執筆業のかたわら、コメンテーターや、専門学校「東京スクール・オブ・ビジネス」の講師をつとめる。また、日本語教師の資格も持ち、日本語学校で外国人に日本語を教えている。東北大学大学院後期課程(博士課程)でメディア文化論を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
16
言葉は悪いが「需要と供給」で成り立っている世界。一度売れると金銭感覚が崩壊するレベルの収入があるようだが、そういった俳優なり歌手なりの争奪戦になる番組などの「作り手」の側への批判もチクリとこめてあるのが印象に残った。あと「誰でもなれます」と帯にあるが、絶対的な素質の問題もあるのでそれはいいすぎではないか。2013/11/27
kozawa
1
たった189頁の本だし、まぁ、こういうものだと思って読めばそんな変な本でもあるまい2010/11/29
マサキ
0
もっとも身近にあるテレビの世界の話。これだけ毎日テレビを見ているのに、ブラウン管に映った芸能人の一面しか見ていなかったので、別の側面が見られて、読んでよかったです。 一日で読み終えられる内容なのも良いです。 テレビの世界なんて、活字好きの人にはこのくらいの理解で充分ではないでしょうか。もっと興味が湧いて来れば、もっと深いところの芸能人ネタ本なんてあるわけですし。気分転換の読み物として最高でした。2020/12/26