中公新書<br> 中華料理と日本人―帝国主義から懐かしの味への100年史

個数:
電子版価格
¥1,166
  • 電子版あり

中公新書
中華料理と日本人―帝国主義から懐かしの味への100年史

  • ウェブストアに186冊在庫がございます。(2025年06月29日 06時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121028617
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C1221

出版社内容情報

肉まん、ジンギスカン、餃子、焼売、ラーメン、麻婆豆腐、ウーロン茶。あの味はなぜ懐かしいのか。帝国主義の時代に広まり、戦後の日本人の心と体を癒してきた中華料理。地域や家庭で愛されてきた品々は、誰が、いつ、どうやって日本にもたらし、なぜこれほど普及したのか――。文化人、実業家、軍人、料理人たちの情熱と葛藤に光をあて、日本の中華料理一〇〇年の軌跡を世界史的な視点から描く、食文化の物語。


【目次】

内容説明

肉まん、ジンギスカン、餃子、焼売、ラーメン、麻婆豆腐、ウーロン茶。あの味はなぜ懐かしいのか。帝国主義の時代に広まり、戦後の日本人の心と体を癒してきた中華料理。地域や家庭で愛されてきた品々は、誰が、いつ、どうやって日本にもたらし、なぜこれほど普及したのか―。文化人、実業家、軍人、料理人たちの情熱と葛藤に光をあて、日本の中華料理一〇〇年の軌跡を世界史的な視点から描く、食文化の物語。

目次

序章 中華料理に込められた対中・対日感情
第1章 肉まん―近代的な食文化としての中華料理
第2章 ジンギスカン料理―満洲名物から北海道遺産へ
第3章 餃子―満洲の記憶とポスト帝国主義
第4章 ウーロン茶―忘れられた台湾文化
第5章 シュウマイ・ラーメン・四川料理―郷土料理の創造とノスタルジア
終章 世界史のなかの日本中華料理

著者等紹介

岩間一弘[イワマカズヒロ]
1972年生まれ。慶應義塾大学文学部教授。専門は東アジア近現代史、食の文化交流史、中国都市史。2003年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。千葉商科大学教授などを経て、2015年より現職。著書『中国料理の世界史―美食のナショナリズムをこえて』(慶應義塾大学出版会、2021年、サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

15
肉まん、餃子、ウーロン茶といった食べ物や飲料から、中華料理が近代日本の帝国主義、植民地体験といった負の記憶と深く結びついていたことを議論。立ち位置としてはイギリスのカレー料理などに相当するという。その一方で、中華料理が栄養豊富で、西洋料理とともに近代的なイメージを持たれていたとか、和食の代用品として機能していたという意外な側面も紹介。昨今隆盛のガチ中華(本書でも簡単ながら言及がある)はその逆の性質を持っているように見受けられ、現地人の流入とともにもっと肯定的、積極的に評価してもよいように思う。2025/06/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22660117
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品