出版社内容情報
あくまで公正・中立を守るか、それとも「政党支持」を打ち出すか。選挙報道のあるべき姿とは?元ニュースキャスターによる大胆提言!
内容説明
日本で選挙報道に携わり、公正・中立を保つのに苦労した著者は、特定の候補者の支持を打ち出すアメリカのメディアの姿勢に衝撃を受けた。有権者は、どちらのメディアを求めているのか。
目次
第1章 批判はするが支持はしない日本のメディア
第2章 二〇〇八年アメリカ大統領選挙はどう報道されたか
第3章 日本ではメディアの「政党支持」は不可能なのか(法的環境について;メディア側に横たわる問題;情報の受け手側に横たわる問題)
第4章 新聞社、テレビ局、政治家に聞く(新聞社の場合;テレビ局の場合;政党の立場から)
第5章 メディアが支持政党を明らかにする日
著者等紹介
小栗泉[オグリイズミ]
1988年青山学院大学卒業、日本テレビ放送網株式会社入社。報道局社会部、同政治部、同解説室、「きょうの出来事」キャスターなどを経て2007年8月退社。同年9月フルブライト奨学生ジャーナリスト研究員として渡米し、ジョンズホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)ライシャワー東アジア研究所客員研究員。08年10月より同研究所上級研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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