中公新書ラクレ
秘密結社―世界を動かす「闇の権力」

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  • サイズ 新書判/ページ数 305p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121502551
  • NDC分類 361.65
  • Cコード C1222

出版社内容情報

革命、戦争、犯罪…歴史を動かす隠された組織の姿が一冊で鳥瞰できる力作。史上有名な秘密結社とともに「現代の秘密結社」も登場。

内容説明

世界史を動かし、現代でも政治、経済からテロリズム、宗教、犯罪にまで、ただならぬ闇の力を及ぼし続ける秘密結社。代表的な団体の全貌を俯瞰し、関わった事件の数々を一冊にまとめた力作。

目次

序章 秘密結社とは何か
第1章 世界を動かす秘密結社の全貌
第2章 『ダ・ヴィンチ・コード』で注目された秘密結社の真実
第3章 神秘結社の謎に迫る
第4章 魔術結社の実態を知る
第5章 政治結社・宗教結社の正体を探る
第6章 秘密結社をめぐる迷宮入り事件

著者等紹介

桐生操[キリュウミサオ]
パリ大学(ソルボンヌ大学)、リヨン大学に留学し、主にフランス文学や歴史を専攻する。帰国後、執筆活動を開始。ルネサンス期を中心とした西洋の歴史人物の評伝をはじめ、歴史の知られざるエピソードを次々と発表し、好評を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ntahima

39
澁澤龍彦は『秘密結社の手帖』で絢爛かつペダンチックに人類思想の地下水脈を暴き、『陰謀の世界史』で海野弘はその真偽からは距離を置きながら米国を巡る社会風俗史として秘密結社を論じてみせた。さて本書で筆者は何をしたか?巻末に主要参考文献として五頁に渡りぎっしりと書きこまれた二次/三次資料を整理・要約したとしか言えない。兎に角、ひたすら引用が続いたかと思うと筆者自身が当該秘密結社の世界的陰謀を信じているかのような断定的語りが飛び出し戸惑う。世界にはどんな秘密結社が存在するのかを手っ取り早く知りたい人に限りお勧め。2012/01/29

そうたそ

15
★★☆☆☆ 様々な秘密結社と呼ばれる組織を説明する一冊。知っているものから知らないものまで、広く浅くしることができる内容である。こういうテーマはなかなか深堀する本が多い中で、気軽にその内容を知れる本として良いと思うが、Wikipediaの如く淡々と事項が並べられるような内容は、読み物としてはやや面白みに欠ける気がする。2019/12/29

takao

3
ふむ2024/05/20

こにいせ

3
秘密結社は陰謀史観的な記述でしか語ることが出来ません、という「好例」。少なくとも海野弘『秘密結社の世界史』のように、秘密結社のような現象と、近代性なパースペクティブの相関関係まで論じるのが知性というもの。近代史は全部フリーメーソンを主とする黒幕が起こしている、とマジになって熱弁する姿は失笑を禁じ得ない。2010/03/16

寝落ち6段

2
秘密結社、なんだかロマンがある。へえ、いろんな秘密結社があるんだな。読んでいくと、なかなかの陰謀論で、各章、矛盾がある。それぞれ結社の来歴を読んでおけばいい。陰謀に関しては、都市伝説程度な感覚でいいかもしれない。まぁでも、都市伝説が好きな自分としては、暗躍する秘密結社、おもしろい。2013/07/15

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