中公新書ラクレ
「教えない」英語教育

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121501769
  • NDC分類 830.7
  • Cコード C1282

内容説明

楽しいだけの「子ども英語」を、内容重視の「大人英語」に脱皮させるため、数多くの授業をレポート。発達の道筋に沿って「後期英語教育」につなげるメソッドを、自らの実践もふまえて提唱。

目次

第1章 「教えない」英語教育のすすめ(安易なバイリンガル幻想への警告;早期英語教育狂騒曲に巻き込まれた親たち ほか)
第2章 「大人英語」への道筋(乳幼児期から「英語」に触れる意味はあるのか?;小学校低・中学年までに「英語」に触れるメリット ほか)
第3章 こんな授業を受けたい―「教えない」実践例レポート(英語「で」知的好奇心を揺さぶる―昭和女子大学附属小学校・小泉清裕先生;公立小学校における実践例―新潟県山北町立さんぽく北小学校・渋谷徹先生、東京都大田区立池雪小学校・江尻寛正先生 ほか)
第4章 親子で取り組む「教えない」英語教育(〇歳~二歳―母語の基礎を作る語りかけ;三歳~就学前―会話から対話へ ほか)

著者等紹介

市川力[イチカワチカラ]
教育学博士。東京コミュニティスクール校長。1963年東京都生まれ。88年学習院大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士前期課程修了。2年間、東京都下の学習塾での指導の後、90年大手進学塾の海外進出スタッフとして米国イリノイ州シカゴ郊外に赴任。96年コネチカット州グリニッチに進学舎VERITAS(米国在住日本人子女のための学習塾)を設立。Hamilton Universityで教育学博士号取得。2003年春に帰国。在米13年間でおよそ1000人の日本人子女を学習指導した経験をもとに『英語を子どもに教えるな』(中公新書ラクレ)を出版。英語教育の弊害に警鐘を鳴らすとともに、本物のコミュニケーション能力を養う方策を提唱し、反響を呼んだ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

凌🔥年300冊の読書家🔥

1
英語教育に関して、特に早期教育に関しての意見を述べている本。総じて、英語を十分に使うには、母国語である日本語においての、思考力や表現力を養うことが大事だと主張している。また、英語を教えるのではなく、英語で様々なことについて学ぶ事で、英語という者に興味がわくことが理想としている。個人的に、学ぶことは多かったように思う。2012/03/22

みーなー

0
大学の英語教育法の授業で読んだ本2008/10/03

shokokot

0
子供に英語を教えるに当たって 常に意識すべきことがこの本の中にあると思う。迷ったり流されそうになった時には 何度となく読み返してきた。そのたびに「そうだ、これだ!」と自分のするべきことが見えてくる。2010/12/26

おりひめ

0
英語より、まず「論理力」。「こども英語」から「大人英語」への橋渡しは、大きな課題です。はい。2010/08/19

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