内容説明
在日外国人の登録者数は過去２５年で２倍以上になった。外国人タレントやスポーツ選手、留学生、移民、難民、不法滞在者…増え続ける「となりの外国人」と周囲の「日本人」が抱える問題とは。
目次
外国人タレント
少子化ニッポンと移民
横綱をめざして―外国人力士
外国人経営者がやってきた
助っ人か賞金稼ぎか―スポーツ選手
地域住民との対立―愛知県・保見団地の事件
「人権小国」日本の難民政策
国際結婚・教育問題という難問
外国メディア特派員
在日
当節留学生事情
外国人研修制度
外国人はローン融資対象外？
住むところが見つからない！
不法滞在者
外国人参政権―米原町の試み
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわん
9
2002年10月発刊。タイトルとは大違いで、日本が抱え続ける身近で深く複雑な課題。時間は経ったがまだまだ解決に至らぬまま「オリンピック」を迎える。ステレオタイプな日本人に、解決できるか。前半にあったが「欲しかったのは労働力、やって来たのは人間」。これが真実。どう同居していくつもりかを他国に示さねば。2019/03/17
ほるひす
1
約10年前の本なのだが、この本の中で書かれている外国人に関係する問題が今でもほとんど解決せずにいる事は残念に思う。2013/05/21
