内容説明
改革開放路線のもと20年以上にわたる歴史的な経済成長が続く中国。その実像と将来の姿を、日中の若手経済学者と経済記者が日本との関係から詳細にレポートする。現代中国の素顔を一冊に。
目次
第1章 高度経済成長の神話(20年以上持続する高度経済成長;経済大国に向かって疾走する中国 ほか)
第2章 高度経済成長の代償(中国の経済成長の原動力;成長の重い代償 ほか)
第3章 膨張する金融、増大するリスク(改革途上の金融システム;急速な貨幣化と金融バブル ほか)
第4章 経済大国への最大の試練―国有企業改革の現状と将来(国有企業の衰退;どうして国有企業は市場競争に敗北したのか ほか)
著者等紹介
田代秀敏[タシロヒデトシ]
1957年福岡市生まれ。一橋大学経済学部卒、1997年同大学大学院で経済学修士号を取得。現在、一橋大学国際共同研究センター研究員
賀暁東[フゥシャオトン]
1982年修士号取得。1982~85年中国国防大学教官。1985~88年中国社会科学院大学院在学。1988年博士号取得。1988~90年国家計画委員会経済研究所。1990~92年アジア経済研究所(日本)客員研究員。1992~94年東京大学客員研究員。現在、中国社会科学院経済研究所研究員
英華[インホワ]
1995年に法政大学大学院で経済学修士号取得。中国帰国後は国営全国テレビ放送局である中央電視台(CCTV)記者。また、1998年からは日本の全国紙中国総局(北京)につとめ、中国全土を取材している
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感想・レビュー
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