内容説明
失業率5%時代を迎えサラリーマンに逆風が吹いている。早期退職優遇制は本当に有利か。会社との攻防の現実は。国や労組はあなたを絶対に助けてはくれない。身を守る知恵とは何か。
目次
会社を辞めてはいけない
早期退職優遇制は本当に有利か―退職金1500万では苦しい
地獄の「リストラ部屋」生還記
失業率5%時代を生きる
国や労組は助けてくれない
漂流する外資系ウーマン
外資が日本から姿を消す日
IT失業者10万人の地獄
リストラ転勤の残酷物語
再編時代に蔓延する「リストラ合併症」
こんな会社で働きたい―今どきリストラ無縁の会社
逆風時代の「勝ち組」―30代重役
農漁村へ「逆出稼ぎ」の男たち
部下の視線が怖い―上司「逆査定」制
マル1社員は忠誠心が大きらい
出向人生もまた楽しい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
26
主にリストラを迫られたサラリーマンに対し、どう対処すべきか書いたもの。早期退職のリスク、退職金でのシミュレートなど、具体的な情報もあるが、思い切って脱サラした方の実例も書いてある。自分の余生をいかに豊かに過ごせるか、気力が充実した状態で働ける環境を探すかということについて思いを巡らせた。2014/08/12
Humbaba
11
会社のために滅私奉公をする.それに対して会社側は雇用を維持することで報いる.うまく回っていればこれは非常に効果的なものであった.しかし,社会は変わってしまった.奉公をした相手から返ってくるのは,間接的なリストラという冷たい返事かもしれない.2011/08/28
あああ
0
辞めちゃいけませんな。2014/02/09
yasuhiro
0
しばらく積読してた本。やっと読めたけど、時代背景が違ってるっぽいね。旬を逃してしまったようだ。★★☆☆☆2018/04/07