出版社内容情報
『街の灯』公開後、世界一周に出掛けたチャップリン。遭遇したファシズムの萌芽、来日と事件――。一次資料を元にその足跡を追う。
内容説明
『街の灯』公開後、1年半にわたる世界一周旅行に出掛けたチャップリン。世界全体が激動の時代を迎えていた中、ドイツ・イタリアではファシズムの萌芽を目の当たりにし、日本では五・一五事件と自身の暗殺計画に遭遇。その旅程は、第二次世界大戦前夜の不穏な世界と枢軸国を巡るものとなった―。本書では残された旅行記などの貴重な一次資料をもとに、その足跡を追う。さあ、気まぐれな天才による予測不能で前代未聞の世界旅行へ!
目次
プロローグ―激動の世界への旅立ち
第1章 イギリス 「ノスタルジック・ジャーニー」
第2章 ドイツ ナチスとの「前哨戦」
第3章 フランス、北アフリカ 恋人が見たチャップリンの素顔
第4章 フランス、スペイン、イギリス、スイス、イタリア 「暴力は結局のところ自滅する」
第5章 エジプト、インド、シンガポール、バリ島 そして、チャップリン暗殺計画
第6章 初来日 五・一五事件
エピローグ
著者等紹介
大野裕之[オオノヒロユキ]
脚本家・プロデューサー、日本チャップリン協会会長。1974年、大阪府生まれ。大阪府立茨木高校卒業。京都大学卒業。京都大学大学院博士課程所定単位取得。脚本家・演出家・映画プロデューサー・日本チャップリン協会会長。脚本・プロデュースを担当した映画に『太秦ライムライト』(第18回ファンタジア国際映画祭最優秀作品賞)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 野菜だより2015年3月号