中公選書<br> 聯合艦隊―「海軍の象徴」の実像

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中公選書
聯合艦隊―「海軍の象徴」の実像

  • 木村 聡【著】
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  • 中央公論新社(2022/05発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784121101273
  • NDC分類 397.21
  • Cコード C1321

出版社内容情報

誰もが知る「聯合艦隊」初の通史。

 東郷平八郎や山本五十六ら聯合艦隊司令長官は、ともすると海軍大臣よりも一般に名の通った存在である。

 では、聯合艦隊とはどのような「組織」で、どのような役割を果たしていたのか。

 本書は、本来、戦時や演習時に必要に応じて編成される臨時の組織に過ぎなかった聯合艦隊が平時に常設されるようになり、海軍の象徴として政治的にも大きな存在となりながら、次第に戦争の現場に合致しない組織となっていく過程を、鍵となる司令長官の事例を軸に説き起こす。

内容説明

東郷平八郎や山本五十六ら聯合艦隊司令長官は、時の海軍大臣よりも著名な「英雄」であった。臨時組織に過ぎなかった聯合艦隊は日露戦争の栄光を引っ提げ常置されるものとなったが、その「精兵主義」「海上本位主義」は次第に現実と合わなくなり、太平洋戦争中には陸海軍の作戦指導の分裂の原因となる―。本書は今まで海軍戦史の一部分でしかなかった聯合艦隊を政治史や外交史、そして社会との関わりに注目して描く初の通史である。

目次

第1章 誕生―明治・大正期(日清・日露戦争―伊東祐亨と東郷平八郎;ワシントン軍縮会議の衝撃―竹下勇 ほか)
第2章 成長―昭和戦前期(美保関事件―加藤寛治;第一次ロンドン軍縮会議―山本英輔 ほか)
第3章 栄光と没落―戦時(中央集権化と独断専行―山本五十六;艦隊決戦をめぐる矛盾―古賀峯一 ほか)
終章 海の「関東軍」(聯合艦隊という権威と理想の誕生;強化される「権威と伝統」と現実との矛盾 ほか)

著者等紹介

木村聡[キムラサトシ]
1993年茨城県生まれ。北海道大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科歴史地域文化学専攻博士課程修了。外務省外交史料館アジア歴史資料センター協力室非常勤職員、防衛大学校総合安全保障研究科後期課程特別研究員を経て、2022年4月より別府大学専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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