中公選書
カジノの文化誌

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784121100054
  • NDC分類 797
  • Cコード C1336

内容説明

きらびやかな世界で、強烈なリスクとリターンにさらされ、欲望と運命が交錯する―。カジノを巡る神話と現実、各国のカジノ事情、そしてもちろん、遊び方もくわしく。

目次

第1章 カジノの基礎知識(欧州型カジノとラスベガス型カジノ;カジノ側の稼ぎについての考察 ほか)
第2章 カジノを巡る神話とカジノの運営(必勝法も、意地悪なディーラーも存在しない;もしあなたがカジノ運営側なら。儲けるための四カ条 ほか)
第3章 世界のカジノ市場―欧米編(世界のカジノ市場概観;米国のカジノ市場 ほか)
第4章 世界のカジノ市場―アジア編(マカオのカジノ;シンガポールのカジノ ほか)
第5章 日本のギャンブル市場とカジノ導入への道(公営競技とカジノ;パチコンとカジノ ほか)

著者等紹介

大川潤[オオカワジュン]
1950年生まれ。慶応義塾大学経済学部を卒業後、1974年通商産業省(現経済産業省)入省。87年退官後、シカゴ大学MBA。1990年カバメント・アフェアーズ及びM&Aの専門会社リンクアソシエイツ社を設立、代表取締役に就任し現在に至る

佐伯英隆[サエキヒデタカ]
1951年大阪府生まれ。東京大学法学部、ハーバード大学J.Fケネディ行政学大学院卒。1974年通商産業省(現経済産業省)入省。新映像産業室長、資源エネルギー庁国際資源課長、在ジュネーブ日本政府代表部参事官、島根県警察本部長、通商政策局審議官等を経て2004年退官。現在、京都大学公共政策大学院特別教授、(株)イリス経済研究所代表など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

27
カジノとは歴史の中で試され磨かれた管理された賭博の最も洗練された姿 (5頁)。必勝法も、意地悪なディーラーも存在しないカジノ(92頁~)。依存症を作り出す悪しきシステムと思えるけど。運営側の儲けの4カ条。客数、金額、回数、リピーターがカギのようだ。客側の賢いやりかたとして、麻雀やポーカーではできないが、カジノでは勝ち逃げができるという(111頁)。全くやる気はないが、そうした性質があるという。元金1万円はあっという間に溶けてしまう(112頁)のだから、相当な金持ちが プレーするものと見做せる。 2014/10/29

Rice

1
カジノ全般についての入門か。2014/02/23

ハンギ

1
2011年出版。経産省出身の元官僚2人の共著。経産省は競輪の主務官庁らしくその立場からパチンコをくさしたりもするが、海外のカジノの動向を理解できるような本でした。アメリカのラスベガスはマカオに抜かれそうだが、ソフトパワーではまだ上回っているらしい。だが、中国人ギャンブラーの影響力はアジアのみならず世界中に及んでいるそうだ。アジア市場も急成長、日本もこの流れに乗り遅れまいと必死だろう。しかしジュネーブに出向していた官僚が毎日、国境またいだ近くのカジノに行っていたとは羨ましい。2013/12/15

はひへほ

1
幅広くカジノについて書いてあるのが良い。ただ所々言葉の端が美しくない。文化「誌」。2013/12/08

最終バック九番手

1
元通産省の官僚二人が書いたカジノの現況を伝える本…日本でカジノを成功させるのは無理っぽい気がしてきた…参考文献:あり…初版発行:2011年11月10日…本体1600円2012/05/13

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