出版社内容情報
出入国管理政策の変遷を論じることは、日本社会がどのように外国人を生み出し、処遇してきたのかを描くことにほかならない。
本書は、入管体制の成立、法的地位の変化、「多文化共生」の展開、強化される管理と監視、人種差別や労働力の受け入れなど多岐にわたる論点や課題を扱い、80年の軌跡を確認する。
【目次】
内容説明
日本では近年、外国人をめぐる言説や政策に注目が集まるが、制度や歴史的背景への理解は深まっていない。本書は、出入国管理政策の歴史をたどり、敗戦後から現在まで、制度の変化が何をもたらしてきたのかを描く。社会運動やレイシズム、高まる労働力への需要といった論点を通じ、同化と排除の狭間で揺れ動いてきた現実を示す。「外国人」を生み出してきた歴史や制度から浮かび上がるのは、日本社会そのものの姿である。
目次
序章 本書の対象
第1章 入管体制の成立―1945~52年
第2章 「黒船」に至るまで―1952~81年
第3章 「1990年体制」の成立と展開
第4章 強化される管理と監視―2000年代
第5章 人権差別と出入国管理政策―2010年代
第6章 労働力の受け入れ―2020年代
終章 これからの選択
著者等紹介
朴沙羅[パクサラ]
1984年京都生まれ。京都大学人間・環境学研究科准教授。京都大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(文学)。立命館大学国際関係学部准教授、神戸大学大学院国際文化学研究科講師、ヘルシンキ大学文学部文化学科講師などを経て現職。専攻は社会学(ナショナリズム研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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