中公新書<br> エリザベス女王―史上最長・最強のイギリス君主 (増補版)

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中公新書
エリザベス女王―史上最長・最強のイギリス君主 (増補版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 352p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121028976
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C1222

出版社内容情報

1952年に25歳で英国の王位に即いたエリザベス女王。
カナダ、オーストラリアなど15ヵ国の元首でもあった。70年間という史上最長の在位期間中、政治に関与し続け、また数多くの事件に遭遇する。
W・チャーチルら15人の首相が仕え、「政治的な経験を長く保てる唯一の政治家」と評された。

本書はイギリス現代史を辿りながら、幾多の試練を乗り越え、96年に及んだ生涯を描く。
コロナ禍や新国王の戴冠式を増補した決定版。


【目次】

【目次】

第Ⅰ章 リリベットの世界大戦――王位継承への道
第一次世界大戦後のイギリス  大衆民主政治のなかで  ヨーク公爵夫妻の結婚  リリベットの誕生  危機の時代の立憲君主制  リリベットへの教育  ジョージ5世の死  「王冠を賭けた恋」と家族の運命  ジョージ6世の登場  リリベットの修業開始  二度目の世界大戦へ  ラジオの時代の女王  リリベットの入隊と終戦  大いなる家族への奉仕  フィリップとの出会い  戦後初のロイヤル・ウェディング  リリベットの新たなる宮廷  パリを征服したリリベット  チャールズの誕生  「王女はすべてのアメリカ市民の心をつかんでしまいましたよ」

第Ⅱ章 老大国の若き女王――二五歳での即位
ケニアで聞いた訃報  エリザベス2世の即位  華やかなる戴冠式へ  六月二日の戴冠式  コモンウェルス・ツアーへ  女王の役割  老臣チャーチルの引退  マーガレットの結婚問題  大衆紙のスクープ  スエズ危機とイーデン後継問題  女王とマックのアメリカ訪問  南アフリカ共和国の独立  政情不安のガーナ訪問問題  男の心臓を持っている  EEC加盟失敗  マクミラン首相の後継問題  「英国病」とスエズ以東からの撤退  テレビ番組制作  チャールズの大公叙任式  交戦国との和解――恩讐を越えて  日本との和解  ヒロヒトのイギリス訪問

第Ⅲ章 コモンウェルスの女王陛下――一九七〇~八〇年代
CHOGMの形成  EC加盟交渉とヒースとの確執  度重なる国賓対応と伯父の死  EC加盟のなかの気遣い  女王陛下の来日  靖国神社か、千鳥ヶ淵墓苑か  心に残った昭和天皇の言葉  在位二五周年記念と閣内の反対  ウガンダ大統領アミン問題  「招かれざる客」騒動  北アイルランド紛争と王室の悲劇  激増するテロの背景  マウントバッテン伯の野望  チャールズ皇太子の結婚――ダイアナとの出会い  フォークランド戦争の勃発  グレナダ侵攻での屈辱  女王と首相の温度差  南ローデシア問題の解決へ  南アフリカとサッチャー  サッチャーのコモンウェルス嫌い  女王とサッチャーの確執報道  マンデラ釈放への関与  アパルトヘイト廃止と二人への勲章

第Ⅳ章 王室の危機を乗り越えて――ダイアナの死と在位五〇周年
女王の身の危険――マイケル・フェーガン事件  「ひどい年」と王室の試練  女王自身の「負い目」  ダイアナ、セーラとの離婚  ダイアナ事件の衝撃  事件が与えた教訓  王室支持率の急落  初めて見せた涙――ブリタニア号の退役  四三歳の首相と女王の関係  ブレアによる急進的な国制改革  アジアでの騒動――帝国主義の残滓  マレーシアでのデモ隊による包囲  オーストラリアのゆくえ  二つの大戦とアジアへの接近  共和制の是非を問う国民投票  妹と母の死  在位五〇周年記念式典と新たな始まり  六月の祝祭と一抹の不安

第Ⅴ章 連合王国の象徴として――二一世紀

内容説明

1952年に25歳で英国の王位に即いたエリザベス女王。カナダ、オーストラリアなど15ヵ国の元首でもあった。70年間という史上最長の在位期間中、政治に関与し続け、また数多くの事件に遭遇する。W・チャーチルら15人の首相が仕え、「政治的な経験を長く保てる唯一の政治家」と評された。本書はイギリス現代史を辿りながら、幾多の試練を乗り越え、96年に及んだ生涯を描く。コロナ禍や新国王の戴冠式を増補した決定版。

目次

第1章 リリベットの世界大戦―王位継承への道
第2章 老大国の若き女王―二五歳での即位
第3章 コモンウェルスの女王陛下―一九七〇~八〇年代
第4章 王室の危機を乗り越えて―ダイアナの死と在位五〇周年
第5章 連合王国の象徴として―二一世紀の新しい王室
補章 「大王」の死―コロナ、在位七〇周年、そして崩御

著者等紹介

君塚直隆[キミヅカナオタカ]
1967年(昭和42)東京都生まれ。立教大学文学部史学科卒業。英国オックスフォード大学セント・アントニーズ・コレッジ留学。上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。博士(史学)。東京大学客員助教授、神奈川県立外語短期大学教授、関東学院大学国際文化学部教授などを経て、現在、駒澤大学法学部教授。専攻はイギリス政治外交史、ヨーロッパ国際政治史。著書『立憲君主制の現在』(新潮選書、2018年 第40回サントリー学芸賞受賞)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

29
1952年に25歳で英国の王位に即いたエリザベス女王。イギリス現代史を辿りながら、幾多の試練を乗り越え96年に及んだその生涯を語る1冊。15ヵ国の元首でもあり、70年間という史上最長の在位期間中、政治に関与し続け、また数多くの事件に遭遇したエリザベス女王。チャーチルら15人の首相が仕え、立憲君主の一般的なイメージを覆し、女王なしでは成り立たなかったとされる事績がある一方で、女王として国を優先した結果、子供たちの離婚や不倫騒動に直面し、後悔を抱いたという人間らしい側面も感じさせてなかなか興味深かったですね。2026/03/14

お抹茶

4
2020年代の事項を補章にまとめている。―補章のみメモ。孫のハリー夫妻と次男のアンドリューのスキャンダル,夫・フィリップの死に見舞われる。フィリップは,女王の戴冠式の生中継やクリスマス・メッセージなど「開かれた王室」を実践した。女王には失敗からすぐに学ぶ柔軟性があった。歴史認識や政治的問題に直接的には言及・関与しなかったエリザベス2世と異なり,チャールズ3世は積極的に関与し,一歩前に進んだ発言をする。2026/03/24

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