中公新書<br> 近代日本の対中国感情―なぜ民衆は嫌悪していったか

個数:
電子版価格
¥946
  • 電子版あり

中公新書
近代日本の対中国感情―なぜ民衆は嫌悪していったか

  • 提携先に13冊在庫がございます。(2025年07月24日 12時47分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121028426
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C1221

出版社内容情報

明治維新後、欧米をモデルに近代化した日本。中国はその停滞から一転し蔑視の対象となった。

 日清戦争、日露戦争、北清事変、満洲事変、そして日中戦争と経るなか、それは一層強くなっていく。

 本書は明治から昭和戦前まで民衆の対中国感情の軌跡を追う。

 世論調査がない時代、民衆が愛読した少年雑誌に着目。中国への赤裸々な図版を通し、古代中国への思慕とは対照的に、同時代中国への露骨な差別意識を持った剥き出しの感情を描く。図版百点収載。

内容説明

明治維新後、欧米をモデルに近代化した日本。他方で中国はその停滞から一転し蔑視の対象となった。日清・日露戦争、満洲事変、日中戦争と経るなか、それは敵愾心から侮蔑、嘲笑へと変わっていく。本書は、明治から昭和戦前まで民衆の対中感情を追う。世論調査がない時代、民衆が愛読した少年雑誌に着目。赤裸々な図版から、古代中国への変わらぬ思慕とは対照的に、同時代中国への露骨な差別意識、感情を描く。図版百点収載。

目次

第1章 日清・日露戦争の明治期―同時代中国への蔑視(反中感情の高揚、激化する敵愾心―日清開戦;メディアを覆う蔑視、対朝鮮感情との類似と差違;蔑視から嫌悪、悪人へ―北清事変、日露戦争の時代)
第2章 「一等国」意識の大正期―「負」の象徴と「日中親善」の声(悪人、滑稽の定着と道徳心―中華民国の成立と戦間期;世界での「負」の感情―映画・漫画のなかの中国)
第3章 満洲事変・日中戦争の昭和期―慢心と嘲笑(頻出する「小癪な」の意識―降伏しない中国への感情;滑稽と東洋道徳の根源の共存―国民大衆雑誌『キング』)

著者等紹介

金山泰志[カナヤマヤスユキ]
1984(昭和59)年神奈川県生まれ。2007年横浜市立大学国際文化学部日本アジア文化学科卒業。13年日本大学大学院文学研究科日本史専攻博士後期課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、18年同朋大学文学部専任講師、同准教授を経て、24年より横浜市立大学国際教養学部准教授。専攻・日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品