出版社内容情報
日本の「参勤交代」「物乞い」とまで当初揶揄された日米首脳会談。
経済面での日本の擡頭、米国の翳りから、安全保障問題や経済摩擦を抱える関係、さらにはグローバルに協力するパートナーへと変貌し、他国と比してもその頻度を増している。
トップ同士の会談や人間関係は、何を生み、何を創ってきたのか――。
本書は、米国14人、日本27人の首脳による150回に及ぶ会談を追い、70年以上にわたる日米同盟を政治指導者を通して描く。
内容説明
日本の「参勤交代」「物乞い」とまで当初揶揄された日米首脳会談。経済面での日本の台頭、米国の翳りから、貿易摩擦や安全保障問題を抱える関係、2国間を超えた国際社会でのパートナーへと変貌。他国と比しても会談頻度は増している。トップ同士の対話や人間関係は、何を生み、創ってきたか―。本書は、米国14人、日本28人の首脳による約150回に及ぶ会談を追い、70年以上にわたる日米関係を政治指導者を通して描く。
目次
序章 首脳会談とは何か―重層的な拡がり
第1章 「参勤交代」の時代―日米安保体制の成立
第2章 首脳会談の定例化―冷戦と負担分担
第3章 同盟の漂流と再定義―ポスト冷戦と日米摩擦
第4章 蜜月と短期政権―「戦時の同盟」
第5章 安定政権の登場―自由で開かれた国際秩序を求めて
終章 変化する首脳会談と日米同盟
著者等紹介
山口航[ヤマグチワタル]
1985年兵庫県生まれ。同志社大学法学部3年次退学(飛び級同大学院入学)。2014年同大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(政治学)。スタンフォード大学客員研究員、同志社大学アメリカ研究所助教などを経て、帝京大学法学部専任講師。専攻・日米関係史、安全保障論、国際政治学。著書『冷戦終焉期の日米関係―分化する総合安全保障』(吉川弘文館、2023年)第40回大平正芳記念賞、第9回猪木正道賞正賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みこ
nagoyan
nishiyan
預かりマウス
お抹茶
-
- 電子書籍
- 漆黒のガヴァネス~婚約破棄?では復讐さ…
-
- 電子書籍
- Love Silky 野獣は激しく奪う…