中公新書<br> ジェンダー格差―実証経済学は何を語るか

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中公新書
ジェンダー格差―実証経済学は何を語るか

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  • サイズ 新書判/ページ数 248p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121027689
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C1236

出版社内容情報

歴史・文化・社会的に形成される男女の差異=ジェンダー。その差別は近年強い批判の対象だ。本書は、実証経済学の研究から就業、教育、政治、解消後の可能性について、国際的視点から描く。議員の女性枠導入=クオータ制が、質の低下より無能な男性議員排除に繋がる、女性への規範が弱い国ほど高学歴女性が出産するエビデンスなどを提示。旧来の慣習や制度について考える。

内容説明

歴史・文化・社会的に形成される男女の差異=ジェンダー。その差別には近年批判が強く集まる。本書は、実証経済学の成果から就業、教育、歴史、結婚、出産など様々な事柄を取り上げ、格差による影響、解消後の可能性について、国際的視点から描く。議員の女性枠導入=クォータ制が、質の低下より無能な男性議員排除に繋がる、女性への規範が弱い国ほど高学歴女性が出産するなどエビデンスを提示。旧来の慣習や制度を問う。

目次

序章 ジェンダー格差の実証とは
第1章 経済発展と女性の労働参加
第2章 女性の労働参加は何をもたらすか
第3章 歴史に根づいた格差―風土という地域差
第4章 助長する「思い込み」―典型的な女性像
第5章 女性を家庭に縛る規範とは
第6章 高学歴女性ほど結婚し出産するか
第7章 性・出産を決める権利をもつ意味
第8章 母親の育児負担―制度はトップランナーの日本
終章 なぜ男女の所得格差が続くのか

著者等紹介

牧野百恵[マキノモモエ]
1975年愛知県生まれ。99年東京大学法学部卒業、2002年タフツ大学フレッチャースクール国際関係修士課程修了、同年アジア経済研究所入所。11年ワシントン大学経済学部博士課程修了、Ph.D.(経済学)。在ニューヨーク、ポピュレーション・カウンシル客員研究員を経て、現在、アジア経済研究所開発研究センター主任研究員。専攻、開発ミクロ経済学、人口経済学、家族の経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえぽん

44
開発ミクロ経済学の専門家が、ジェンダー格差に係る実証経済学の研究を一般向けに紹介した新書。あくまで格差是正を目的としつつ、ジェンダー専門家ではないこともあり、主義や信条をあまり交えず、淡々とした筆致で書かれており読みやすい。直感と反するエビデンスの中には、途上国での水インフラ整備が女性の労働参加を促さなかったこと、女性クォータ制導入が議員の質の低下ではなく有能でない男性議員の排除に繋がったこと、米国のジェンダー規範が弱い地域では高学歴女性の方が結婚率が高いこと等があったが、実証に基づく施策展開が望まれる。2024/06/30

よっち

34
実証経済学の研究成果から、歴史・文化・社会的に形成される男女の差異=ジェンダーの差別を就業、教育、政治といった観点から、解消後の可能性まで国際的視点から考察する一冊。ジェンダーギャップが大きい政治と経済分野、女性の労働参加をもたらした要因と変わる家庭内の関係性、ステレオタイプが与える影響、理系分野での男女差、欧米先進国の変容や根強い途上国の現状、高学歴と結婚の相関関係、性・出産を決める権利、母親の育児負担、男女の所得格差の要因など、データで見ていくとはっきり分かることも多くていろいろと考えさせられました。2023/09/07

おかむら

28
男女の格差を経済学で解く。エビデンスという言葉の意味もよくわからないまま読み始めたけど、うん、面白い。因果関係を明確にした根拠を示す(それがエビデンス?)のに各国の経済学者ががんばってます。政治家のクォータ制(女性議員の割り当て)は議員全体の質を落とすよりも寧ろ有能でない男性議員の排除する結果につながるとか、おお!と思う研究結果が楽しい。一方でインドで女性の賃金を上げたら代わりに家事を女の子どもがやるので学校に行かずかえって将来的にジェンダー格差につながった例とか、ほんと色々興味深いわー。2023/12/06

紅咲文庫

27
相関関係と因果関係を誤ってはいけないと丁寧に説明しながら各国の研究結果が示される。用語の解説も丁寧。女性のエンパワーメント(自分の人生をコントロールできること)達成度を高めるのに必要な事、直感的な思い込みとは反する結果も多い各国の研究結果。文化的な要因を短期間で変えた実例。女性の得意不得意や指向性も周囲のすり込みによるものであろうという事例。身近なロールモデルが若い女性に与える影響の大きさ。五年十年先の日本でジェンダーギャップが改善できているかどうかはまさに私達の責任と。すごく前向きになる読後感だった。2024/02/27

りょうみや

24
エビデンスにこだわったジェンダー本。実証経済学の入門にもなる。経済・社会現象は意図的に差異を作る比較実験を行うことが困難な中で、いかに創意工夫してエビデンスを得ているかが分かる。様々な女性支援の政策が必ずしも意図通りにいかないケースも多くそのからくりもおもしろい。2023/12/05

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