出版社内容情報
私たちは製品やサービスを消費して豊かな生活を享受する一方で、気候変動や廃棄物汚染、生態系破壊など多くの環境問題に直面している。経済活動と環境保全は相反する関係にあるが、バランスのよい最適解はどこにあるのか? 本書は経済学の基礎理論を押さえ、それを環境問題に応用して望ましい政策を検討する。旧版にカーボンプライシングなど最新テーマを大幅加筆して、豊かな環境を引き継ぐための制度設計を考察する。
内容説明
私たちは製品やサービスを消費して豊かな生活を享受する一方で、気候変動や廃棄物汚染、生態系破壊など多くの環境問題に直面している。経済活動と環境保全は相反する関係にあるが、バランスのよい最適解はどこにあるのか?本書は経済学の基礎理論を押さえ、それを環境問題に応用して望ましい政策を検討する。旧版にカーボンプライシングなど最新テーマを大幅加筆して、豊かな環境を引き継ぐための制度設計を提示する。
目次
第1部 環境経済学の基礎理論(環境問題と市場の失敗;政策手段の選択―環境税か、規制か、補助金か;環境問題は交渉によって解決できるか;ごみ処理有料制とその有効性)
第2部 日本の環境問題と環境政策(廃棄物問題の現状と廃棄物政策;日本の大気汚染政策と世界の現状;気候変動とカーボンプライシング;反グローバリズム時代の気候変動政策と日本)
著者等紹介
有村俊秀[アリムラトシヒデ]
1968年千葉県生。92年東京大学教養学部教養学科卒業、94年筑波大学環境科学研究科修士課程修了。94年ミネソタ大学大学院留学。Ph.D.(経済学)。上智大学経済学部教授などを経て、早稲田大学・政治経済学術院教授、同大学環境経済経営研究所所長、経済産業研究所ファカルティフェロー。環境経済・政策学会会長。環境経済・政策学会学術賞及び市村地球環境学術賞受賞
日引聡[ヒビキアキラ]
1961年京都府生。85年上智大学経済学部卒業、90年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。国立公害研究所研究員、国立環境研究所室長、東京工業大学准教授(連携併任)、上智大学教授などを経て、東北大学大学院経済学研究科教授、同大学政策デザイン研究センター長、経済産業研究所コンサルティングフェロー、国立環境研究所連携研究グループ長、前環境経済・政策学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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