出版社内容情報
バレエはルネサンス期イタリアで誕生し、現代まで伝わるダンスの一種だ。当初、王侯貴族が自ら踊り楽しんだが、舞台芸術へと転換。観客も貴族からブルジョワジー、市民へと拡大する。十九世紀の西欧とロシアで成熟し、世界へ広がった。ダ・ヴィンチ制作の舞台装置、ルイ十四世が舞った「太陽」役、チャイコフスキーの三大バレエ、シャネルやピカソが参加したバレエ・リュス、そして日本へ…六百年の歴史を通観する。
内容説明
バレエはルネサンス期イタリアで誕生し、今なお進化を続けるダンスの一種だ。当初、王侯貴族が自ら踊り楽しんだが、舞台芸術へと転換。観客も貴族からブルジョワジー、市民へと拡大する。十九世紀の西欧とロシアで成熟し、世界へ広がった。ダ・ヴィンチ制作の舞台装置、ルイ十四世が舞った「太陽」役、チャイコフスキーの三大バレエ、シャネルやピカソが参加したバレエ・リュス、そして日本へ―六百年の歴史を通観する。
目次
バレエとは何か
都市貴族の余興として芽生えたバッロ―ルネサンス期イタリア
フランス宮廷の祝典から誕生したバレエ―ヴァロワ朝フランス
宮廷の儀式・儀礼から劇場芸術へ―ブルボン朝フランス
オペラと一体化したバレエの流行―ロココ期フランス
オペラからの独立と演劇的改革―啓蒙思想期のヨーロッパ
ロマンティック・バレエの隆盛―産業革命期のヨーロッパ
クラシック・バレエの確立―帝政末期のロシア
総合芸術となったバレエ―バレエ・リュスの活躍
二十世紀バレエの飛躍―振付家・ダンサー・バレエ団
バレエ界の最前線―テクノロジーと社会正義
バレエの美を支えるもの
著者等紹介
海野敏[ウミノビン]
1961年、東京都生まれ。東京大学教育学部卒業、同大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。東京大学教育学部助手、東洋大学社会学部助教授を経て、2004年より東洋大学社会学部教授。専門は情報学・図書館情報学。1992年より舞踊評論家として、批評記事、解説記事を新聞・雑誌等に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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