出版社内容情報
人生を思い通りに生きている人とそうでない人の違いは何か? 「自己啓発の父」アドラーの考えを基に人生を主体的に生きるコツを学ぶ。
【著者紹介】
経済・経営ジャーナリスト
内容説明
他人の評価を気にせず、今すぐやりたいことをやれ!「過去」も「未来」も「性格」もすべて変えられる。自分を信じて前に進めば、人生は思い通り。人間関係がラクになるヒント満載!
目次
第1章 過去も未来もすべて「自分次第」
第2章 「ありのままの自分」を認める勇気
第3章 他人の評価より自分の評価を大切にする
第4章 失敗こそがブレない自分をつくる
第5章 置かれた場所で最善を尽くす
第6章 「真の仲間」があなたの人生を豊かにする
著者等紹介
桑原晃弥[クワバラテルヤ]
1956年、広島県生まれ。慶應義塾大学卒。業界紙記者、不動産会社、採用コンサルタント会社を経て独立。転職者・新卒者の採用と定着に関する業務で実績を残した後、トヨタ式の実践、普及で有名なカルマン株式会社の顧問として「人を真ん中においたモノづくり」に関する書籍やテキスト、ビデオなどの制作を主導した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
134
急がなくていい。やりたいことをやろう。…ベランダを眺める。適した場が揃うまで、植物は発芽しようとしない。寒さや乾燥などの危険を感じると、植物は葉を落として時を待つ。動かない植物はその状況を当然のように受け入れ、今できることを選択する。春が来ても眠り続けるものもいる。その理由を聞いてみたい。何か落ち度があったのか。まだ種は生きているかもしれない。来年は芽生えるかもしれない。水を与え続けてみよう。…そんな日々は幸せである。植物は目の前で体現してくれている。生きるために大切なことを数えきれないほど教えてくれる。2020/10/01
ぱんにゃー
133
【当たり前】 『アドラーが講演した際、ある人が「みんな当たり前の話(コモンセンス)ではないか」と言った。アドラーはこう答えた。「それで、コモンセンスのどこがいけないのか」』 / アドちゃんの当たり前を、桑原さんは力強く解釈してくれています。 『決して自分をあきらめない』 『自分の力で変えられるから、人生は生きるに値する』 2016/02/25
江口 浩平@教育委員会
32
【心理学】教員という立場で子どもたちの前に立つ一人の大人として、アドラー心理学ほど前向きでモデルになるものはないと思い、手に取った一冊。ブレない自分というのは、変化しないということではなく、むしろ意識的に変化していくことだったり現実の変化に対して素早く反応していくことなのだということが印象に残った。不完全でいいから取り組んでみる。失敗したらそこで誤っていることを明らかにして、次につなげていく。自分であれ子どもたちであれ、そういうスタンスで取り組んでいけたら勇気づけられることが出来るのだろうなと思う。2019/10/27
MOCCO
13
読みやすい。名経営者の言葉を集めた本も書いている著者なので、そんな名言も散りばめられている。ちょうど失敗に悩んでいたところなので、「心のもちよう」の良い先導になった。2016/03/25
ふるかねこがね
5
アドラー心理学の入門に。心理学っぽく無いなと思ったが、それは私が過去を探るタイプの心理学に慣れていたせい。心理学にもいろいろとある。 アドラー流は未来を切り拓く心理学。 一瞬で激変はしない。その鍵を手にすることはできる。 あとは、未来へ歩み、作っていくばかり。2017/07/26
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- 和書
- 秘める恋、守る愛