中公新書<br> カラー版 キリスト教美術史―東方正教会とカトリックの二大潮流

個数:
電子版価格
¥1,056
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

中公新書
カラー版 キリスト教美術史―東方正教会とカトリックの二大潮流

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月29日 01時06分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 204p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121027184
  • NDC分類 702.099
  • Cコード C1271

出版社内容情報

ローマ帝国下、信仰表示や葬礼を目的としたキリスト教美術が成立。やがて4世紀にローマ帝国が東西に分割されたことによって、二大潮流が形成される。一方は、1000年にわたり不変の様式美を誇ったビザンティン美術、もう一方は、カロリング朝、オットー朝、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックと変革を続けたローマン・カトリック美術である。本書は、絢爛たるキリスト教美術の歴史を一望。100点以上の図版をフルカラーで解説する。

内容説明

ローマ帝国時代、信仰表明や葬礼を目的として成立したキリスト教美術。四世紀末に帝国は東西分裂し、やがて二つの大きな潮流が生まれる。一方は、一〇〇〇年にわたって不変の様式美を誇ったビザンティン美術。他方は、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックと変革を続けたローマ・カトリックの美術である。本書は、壮大なキリスト教美術の歴史を一望。一〇〇点以上のカラー図版と共に、その特徴と魅力を解説する。

目次

第1章 キリスト教美術の誕生
第2章 帝国の後ろ盾とキリスト教美術
第3章 カロリング朝とオットー朝の美術
第4章 ビザンティン美術
第5章 ロマネスク美術
第6章 ゴシック美術
第7章 ルネサンス美術
第8章 バロック美術

著者等紹介

瀧口美香[タキグチミカ]
2003年早稲田大学大学院博士課程中退。ロンドン大学コートールド研究所にて博士号取得。ビザンティン美術史専攻。明治大学准教授。シリア、ヨルダンの舗床モザイク、クレタ島のフレスコ壁画、セルビア、コソボ、マケドニアの聖堂装飾に関心を持ち、各国でフィールドワークを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

120
キリスト教美術史を、東西分裂前の古代末期に続いて、東方教会ではビザンチン美術、ローマ・カトリックでは、カロリング朝・オットー朝の美術、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックの各様式に分けて解説するという仕立て。カラー図版を用いて、個別の作品を説明することに多くが割かれている。各様式については、美術史の一般的な解説の域を出ず、教義と美術との関係などを深堀りした考察を期待しただけに、ちょっと残念。また、「キリスト教美術史」と言うなら、南米キリスト教美術や北方ルネサンス美術にも言及してほしかった気がする。2022/10/22

rico

79
カタコンベから教会の壁画、イコン、ステンドグラス。そしておなじみのルネッサンス以降の絵画まで。普段あまり馴染のない、宗教と人々との関係性を土台に、図像の持つ意味をひも解いていく。特に、異なる解釈を許さないというい厳しい制約の中で、創意工夫をこらしつつも一定の様式を長期間に渡って維持し続けたビザンチンに関する分析は興味深い(著者の専門分野!)。・・・とはいえ、キリスト教の教義への理解が前提で、なかなかハードルが高くて、苦戦。クリスマス前に読み終えるつもりだったのですが・・・。もっと勉強します(^^;2022/12/27

榊原 香織

78
キリスト教美術は解説がないと分かりにくい。 ビザンティン美術、へたっぴ、と思ってたけど、あの平面的絵画にも奥深い意味があり、ヘタウマだったのですね。 中世、写本装丁、様々な宝石や象牙の彫り物で飾った表紙、豪華さにため息2022/12/12

ネギっ子gen

60
【聖なる図像は、神の国を映し出す鏡であり、神へと至る道を示す道標である】キリスト教美術と聞き、イメージするのはカトリック美術文化圏のもの。しかし、源流にあるのは、東ローマ帝国のキリスト教美術。そして、<キリスト教の信仰が生まれ、ローマ帝国の中で広がっていく過程で、自らの信仰を表すために図像が用いられるようになったことが、そもそものキリスト教美術の出発点です>と。本書は、絢爛たるキリスト教美術の歴史が100点以上のフルカラー図版で一望できて、税別960円。お得です! 巻末に、関連図表・図版出典・参考文献。⇒2022/11/02

かごむし

25
本書の特色は、西ヨーロッパだけでなく、東ヨーロッパのビザンティン美術も取り上げたことだと思う。紹介される絵が多い割に、なかなか前に進まなかったのは、キリスト教美術は、聖書の文言を知性によって理解するという側面があるのに、キリスト教に造詣が深くない僕には、絵を先に見ても何のことかわからないし、文章を読んで絵の意味がわかっても、それ以上の感想を抱きにくかったせいだろう。しかし、美術という人びとの思いや願いが凝縮されたものを通じて、宗教が歴史的に求められ、与えてきたものの変遷が見えるような気がして興味深かった。2022/12/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20130276
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。