出版社内容情報
世界の終末に神が人類を裁くことを「最後の審判」という。キリストが再び来臨して、天国で永遠の命をあずかる者と地獄へ堕ちて永遠の苦しみを課される者を振り分けるのである。西洋の人々にとっては、希望の証であると同時に恐怖の源でもあった。本書は、このキリスト教の重要主題をわかりやすく解説する。死後の世界はどうイメージされたか。罪は誰が裁き、どんな罰が与えられたか。多くの図版とともに読み解く。
内容説明
世界の終末に神が人類を裁く「最後の審判」。キリストが再臨して、天国で永遠の命をあずかる者と地獄へ堕ちて永遠の苦しみを課される者を振り分けるとされる。西洋の人々にとって、希望の光であると同時に恐怖の源でもあった。本書は、このキリスト教の重要主題をわかりやすく解説する。死後の世界はどうイメージされたか。罪は誰が裁き、どんな罰が与えられたか。裁きに正義はあったか―。多くの図版とともに読み解く。
目次
第1章 あの世の地勢図
第2章 裁きと正義
第3章 罪と罰
第4章 復活
著者等紹介
岡田温司[オカダアツシ]
1954年広島県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。岡山大学助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て、京都精華大学大学院特任教授。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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