中公新書<br> 変異ウイルスとの闘い―コロナ治療薬とワクチン

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中公新書
変異ウイルスとの闘い―コロナ治療薬とワクチン

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  • サイズ 新書判/ページ数 279p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121026989
  • NDC分類 493.87
  • Cコード C1247

出版社内容情報

長期化するコロナ危機。変異するウイルス、繰り返される蔓延防止措置、無くならない医療逼迫…。COVID-19はなぜこんなにも手強いのか。一方、人類の側も黙ってはいない。比類無きスピードで開発されたmRNAワクチン、重症から軽症までカバーする治療薬。「終幕」へ向けて、シナリオは着々と進められている。本書は膨大な資料から、「ウイルスとの闘い」の最前線を追う。ベストセラー『新型コロナの科学』の著者による、待望の続編。

内容説明

変異するウイルス、繰り返された緊急事態宣言、解消されない医療逼迫―。長期化するコロナ禍で、我々は感染症との闘いの難しさを思い知った。一方、人類も無力ではない。比類なきスピードで開発されたmRNAワクチン、変異株のゲノム解析、そして全症状に対応する治療薬。「終幕」へのシナリオは着々と描かれている。本書では、最新の研究成果を一望し、コロナ危機からの「出口戦略」を探る。

目次

第1章 パンデミックは続く、変異も続く
第2章 ワクチンの基礎知識
第3章 ワクチン開発物語
第4章 ワクチンをめぐる「困った問題」
第5章 日本のワクチンはなぜ遅れたのか
第6章 治療薬への期待
第7章 医療逼迫はなぜ起こったか
終章 コロナ禍の終わりに向けて

著者等紹介

黒木登志夫[クロキトシオ]
1936年、東京生まれ。東北大学医学部卒業。1961‐2001年、3ヵ国5つの研究拠点でがんの基礎研究を行う(東北大学加齢医学研究所、東京大学医科学研究所、ウィスコンシン大学、WHO国際がん研究機関、昭和大学)。専門英文論文300編以上。2000‐2020年、日本癌学会会長、岐阜大学学長、世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)ディレクター、日本学術振興会学術システム研究センター顧問を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ミライ

18
新型コロナウイルスとワクチン、治療薬の最新情報が解説された一冊。2022年初頭に流行したオミクロン株の第六波流行くらいまでのコロナ変異株の推移解析、副反応を含めたコロナワクチンの情報、コロナ治療薬の情報などが科学的データを基に解説される。病床数世界一の日本で医療逼迫が起こった原因についても語られているが、日本の場合は病院・病床数ともに多いが、その割に医師の数が非常に少ないのが問題らしい。最後にコロナ禍の終わりに向けてのシナリオもあって読み応えあった。2022/05/28

かごむし

13
治療薬やワクチンの開発秘話が手際よくまとめられている。短期間でのワクチン開発がどれほど難しいことかを知り、その中で驚異的なスピードで完成に至る様子は、まさに人類の叡智の勝利を感じた瞬間だった。全体の流れを知ることで、コロナ禍で横行していた断片的な情報がいかにいい加減で頼りないものであったかも知る思いであった。正しい情報を体系的に知ることはとても大切なことだと思う。さて、著者は説明はうまいのだがときおり政治的な心情を口にする。それがテレビの前でぶつぶつ言う老人の域をでなくて、ノイジーだったのだけがちょっと。2022/07/20

vinvin

11
コロナ禍「終幕」へのシナリオ:最新の研究成果を一望し、コロナ危機からの出口戦略を探る。比類なきスピードで開発されたmRNAワクチン、変異株のゲノム解析、全症状に対応する治療薬。①パンデミックは続く、変異も続く:第5波デルタ株の急速減少理由は日本独自AY.29の修復遺伝子の変異で複製に支障が出たためでSARSも同じ。第6波オミクロンは肺より上気道を好むため、感染力高いが重篤化低い、高齢者は重篤化。②ワクチンの基礎知識。③ワクチン開発物語:遺伝子情報ワクチン(mRNA(米、独)、DNA(英、米、ロ))、2022/06/29

fseigojp

10
mRNAワクチンがノーベル医学生理学賞にならんのが不思議2023/04/17

Ryoichi Ito

8
医学界の大御所が,ウイルス,ワクチン,医療体制全般について解説。ワクチンについて詳しい。東大の石井健教授がmRNAワクチンで先頭に立っていた一人だったということを知った。2018年MERSのmRNAワクチンの開発に厚労省,企業ともに資金を出すことを拒否した。コロナの国産ワクチンは塩野義と第一三共がやっと承認申請をした段階。あまりに遅い。ワクチン後進国だ。また「専門家会議」が責務を果たさなかったと非難している。コロナは「2023年春までには実質的に終わるのではないだろうか」という。ぜひそうなって欲しいが。 2023/03/28

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