中公新書<br> ブラックホール―宇宙最大の謎はどこまで解明されたか

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中公新書
ブラックホール―宇宙最大の謎はどこまで解明されたか

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121026859
  • NDC分類 443.5
  • Cコード C1244

出版社内容情報

ブラックホールとは、きわめて強い重力で光すら脱出できない天体だ。原理は18世紀には考え出されたが、長く存在の証明は困難だった。本書は前半で、その存在が確認されるまでの歴史をたどり、基礎を解説。後半では、最先端の物理学からブラックホールの内側に迫る。「別の宇宙」と、そこへの抜け道である「ワームホール」、さらには熱力学との関係など、さまざまな謎を解き明かす。面白く不思議な、最新の宇宙論。

内容説明

ブラックホールとは、重力がきわめて強く光すら脱出できない天体だ。原理は18世紀には考え出されたが、長く存在証明は困難だった。本書は前半で、存在が確認されるまでの歴史をたどりながら基礎をわかりやすく解説。後半では、最先端の物理学からブラックホールの内側に迫る。「別の宇宙」と、そこへの抜け道である「ワームホール」、さらには熱力学との関係など、さまざまな謎を解き明かす。面白く不思議な、最新の宇宙論。

目次

第1章 ブラックホールとは何か?(半世紀経って認められ、さらに半世紀でノーベル賞;ブラックホールはどんな天体か? ほか)
第2章 ブラックホールの発見と観測(企業技術者の手による電波天文学の誕生;電波源に見つかった謎の天体「3C48」 ほか)
第3章 ブラックホールとワームホール、タイムマシン(「シュワルツシルド時空」がなぜブラックホールを表すのか?;時空の表し方についての注意点 ほか)
第4章 ブラックホールは幻か?―ブラックホールの情報パラドックス(ブラックホールは「エントロピー」を持つ!;不等号で表されるエントロピー増大の法則 ほか)

著者等紹介

二間瀬敏史[フタマセトシフミ]
1953年北海道生まれ。京都大学理学部卒業。ウェールズ大学カーディフ校博士課程修了。弘前大学教授、東北大学大学院理学研究科教授などを経て、東北大学名誉教授。京都産業大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

haruka

25
ブラックホールの謎を追ったら超弦理論、ホログラフィー原理、ワームホールから別の宇宙への入口まで見えてきたよ~!というお話。ブラックホールの中は空っぽ、外から見れば無限の未来のそのまた未来。落ちた人はとどまれず、相対性理論と矛盾しないで光速度を超える速さで落ちていき、特異点でこの宇宙から消える。そんな研究から見えてきたマルダセナ予想。重力の理論は、空間の次元を変えれば重力を含まない理論で表せて、この予想は超弦理論で実現できる。空間の境界面に書き込まれた情報が、現実の空間そのものを作る?やっぱり空間は幻…?2024/05/25

マグカップ

24
少年ジャンプ+で『タテの国』を読み、宇宙について興味を持ったので、この熱が冷めないうちにと本書を手に取った。「事象の地平面」や「ワームホール」など、『タテの国』とリンクする話がチラホラあり、嬉しかった!だけどやっぱり、ちょっと難しい…。もっと勉強します(。-∀-)2022/05/05

かごむし

15
ブラックホールと言えば、光すら飲み込んでしまう不気味で未知の天体のイメージしかなかったが、こんなところまでわかっているのかと驚きながら読んだ。当時の天才たちが一般相対性理論から導き出した結論は、そのアインシュタインにブラックホールなんてありえないと否定されたりと、当時の学者の議論の応酬も面白かった。ブラックホールという特異な天体から予想される宇宙の現象について、その概念すらイメージができなくて、何言っているんだろうという感じだったが、人類がわかっていること、わからないこと、どちらも刺激に満ちた読書だった。2022/08/21

HaruNuevo

7
奥深いねぇ、ブラックホール ありがちな宇宙論の歴史を通じた解説にとどまることなく、定番の入門書よりも一歩踏み込んで、最新の研究、仮説まで掲載 文系にはちょっとストレッチして読む必要があったけど、これは好著でした いやしかし、ブラックホールには質量はあるけど内部に物質がない、という基本的なことが、やはりイメージ出来ないねえ2022/04/30

kazutox

6
中公新書は、ヒネリのない直球勝負のタイトルで入門書を出すところが好きです。岩波新書にもがんばってほしい。とりあえず物体の運動は光速を超えられないが、空間の動きは光速を超えてもいい、ということだけ覚えました。最後の第4章は何言ってるのかよく分かりませんでした。2023/03/01

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