出版社内容情報
生命はどうやって生まれたか。本書は、宇宙生命を研究するアストロバイオロジーから、この大きな謎に挑む。現在、タンパク質などが生成する過程と生物誕生の間にミッシングリンクが存在するが、宇宙で作られた有機物が空隙を埋めるという見方が有力だ。宇宙が命のふるさとならば、地球外の惑星にも多数存在すると考えられる。化学進化のプロセスと、最新の惑星探査での知見をもとに、生命の起源と地球外生命に迫る。
内容説明
生命はどう生まれたか。アミノ酸などが生成する過程と生物誕生の間に何があったか、いまだ明らかではない。しかし、現在その空白は、宇宙で作られた有機物が埋めるという見方が有力だ。宇宙が命のふるさとならば、地球外の惑星にも多数存在すると考えた方が自然だろう。本書は、進化のプロセスと、最新の惑星探査での知見をもとに、アストロバイオロジー(宇宙生物学)から、生命の起源と地球外生命に迫る。
目次
第1章 地球外生命観―古代ギリシャから今日まで
第2章 生命の誕生は必然か偶然か
第3章 知的生命への進化―地球をモデルケースとして
第4章 火星生命探査
第5章 ウォーターワールドの生命
第6章 タイタン 生命概念の試金石
第7章 太陽系を超えて
第8章 生物の惑星間移動と惑星保護
第9章 地球外生命から考える人類のルーツと未来
著者等紹介
小林憲正[コバヤシケンセイ]
1954年、愛知県生まれ。82年東京大学大学院理学系研究科化学専攻博士課程修了。理学博士。米国メリーランド大学化学進化研究所研究員、横浜国立大学工学部助教授、同大学大学院工学研究院機能の創生部門教授などを歴任。現在、横浜国立大学名誉教授。専門は分析化学とアストロバイオロジー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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