中公新書<br> 植物のいのち―からだを守り、子孫につなぐ驚きのしくみ

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中公新書
植物のいのち―からだを守り、子孫につなぐ驚きのしくみ

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  • サイズ 新書判/ページ数 225p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121026446
  • NDC分類 471
  • Cコード C1245

出版社内容情報

森の中で巨樹を伐る。轟音を立てて倒れ、まるで死んだように見える。だがしばらくすると切り株から小さな芽が生まれている。死んだと思った木は生きていたのだろうか? 植物の「いのち」は、わたしたち動物のそれとはずいぶん違って見える。動かず、しゃべらず、食べない。一方で、栄養を自分で作る、体の一部が失われても復活するなど、動物には真似できない能力も持つ。ユニークな「いのち」の形としくみをやさしく解説。

内容説明

森の中で巨樹を伐る。轟音を立てて倒れ、生命が絶たれたように見える。だがしばらくすると切り株から小さな芽が生まれてくる。死んだと思った木は生きていたのだろうか?植物の「いのち」は、わたしたち動物とはずいぶん違って見える。動かず、しゃべらず、食べない。一方で、栄養を自分で作る、体の一部が失われても復活するなど、動物には真似できない能力も持つ。ユニークな「いのち」の形と仕組みをやさしく解説。

目次

第1章 植物の長寿
第2章 植物のいのちを支える性質とは?
第3章 いのちを守るために駆使される性質としくみ
第4章 いのちをつなぎ、いのちを広げる工夫としくみ
第5章 植物のからだと寿命を支える力
第6章 いのちのつながりと広がりへの疑問

著者等紹介

田中修[タナカオサム]
1947年(昭和22年)京都に生まれる。京都大学農学部卒業、同大学院博士課程修了。スミソニアン研究所博士研究員、甲南大学理学部教授等を経て、同大学特別客員教授。農学博士。専攻は植物生理学。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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みこ

25
植物の生態・成長・繁殖などを分かりやすく解説。冷静に考えれば「ダーウィンが来た」とか高校生物レベルの内容でそこまで奥深くはないのだろうけど、如何せんこっちにはその高校レベルの生物知識がないわけで・・・教科書と違って楽しめるという点においてはまさに良書。先述の通り植物の生態に興味を持って手に取り、最終章直前までその内容を楽しんでいたが、最終章で改めてタイトルに「いのち」とある理由に気付く。生きとし生きるものは皆どこかでつながっている。夏休み読書感想文課題図書に推薦の一冊。2021/07/13

あるにこ

11
知っているようで知らない身近な植物。そんな植物の生き方について書かれている。得意な季節で勝負し、種となって休眠するもの(2000年前の種を植えたら生えてきて事例もある)や、冬の寒さにも耐えられるよう糖分を増やし凍らないように対策した常緑樹など生き方は多岐にわたる。また、寿命について長いものは8万年!ただ、8万年は根の年齢で、実際に見える樹木は200歳ほどとのこと(それでも十分スゴい)。動物とは全く異なる生き方をしているのだなとしみじみ。植物に興味を持てる内容でした。2021/06/10

紙狸

8
2021年5月刊行。新型コロナ流行の中で接した「はじめに」が心にしみる。感染拡大を防ぐための生活様式(外出の自粛、言葉を発しない、密を避ける)について、植物の生き方との類似性を説く。タイトルから分子レベル(DNAなど)の研究成果を盛り込んだ本かと想像したが、違っていた。細かくなっても細胞まで。印象としては、中学の理科で習った生物の知識を前提に、動物とは異なる植物らしさを説明した本。樹齢はずいぶん長くなり得るのだな.三春町の「三春滝桜」は1000年を超えているのか。2021/05/19

くまくま

7
植物は密を避けて生きるという見方には感心させられた。他にも、すべての食べ物は植物からできているという点など、(筆者の著書に同タイトルのものがあるが)改めて「植物はすごい」と思わされる一冊だった。2021/06/06

河村祐介

3
動物関係の進化史を読んだので植物、と思ったらちょうど新刊に的な。スケールの違う生存戦略ってやっぱりおもしろいなぁ。2021/08/05

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