出版社内容情報
第2次世界大戦後のベビーブーマーを背景に、若者文化が花開いた1960年代。中心にはビートルズが存在し、彼らの音楽・言動は世界に大きな衝撃を与えた。他方、サッチャー流の新自由主義も実はこの時代に胚胎した。今なお影響を与える続ける若者文化と新自由主義の象徴は、なぜイギリスで生まれたのか――。本書は、ファッション、アートなどの百花繚乱、激動の社会とその反動を紹介し、1960s Britainの全貌を描く。
内容説明
第2次世界大戦後のベビーブームを背景に、若者文化が花開いた1960年代。中心にはビートルズが存在し、彼らの音楽・言動は世界に大きな衝撃を与えた。他方、サッチャー流の新自由主義も実はこの時代に胚胎した。今なお影響を与え続ける若者文化と新自由主義の象徴は、なぜイギリスで生まれたか―。本書は、ファッション、アートなどの百花繚乱、激動の社会とその反動を紹介し、1960s Britainの全貌を描く。
目次
序章 1960年代はサッチャーを呼び出したのか?
第1章 文化革命
第2章 ビートルズの革命
第3章 「豊かな社会」とニューレフト
第4章 「許容する社会」
第5章 モラリズムの逆襲
第6章 サッチャリズムとモラリズム
終章 1960年代とサッチャリズム
著者等紹介
小関隆[コセキタカシ]
1960(昭和35)年東京都生まれ。84年一橋大学社会学部卒業、88年バーミンガム大学歴史学修士、91年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京農工大学、津田塾大学助教授を経て、2003年京都大学人文科学研究所助教授・准教授。博士(社会学)。15年より京都大学人文科学研究所教授。専攻、イギリス・アイルランド近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
skunk_c
yyrn
kei-zu
さきん
venturingbeyond