中公新書<br> 日本近現代史講義―成功と失敗の歴史に学ぶ

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日本近現代史講義―成功と失敗の歴史に学ぶ

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  • サイズ 新書判/ページ数 310p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121025548
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C1221

出版社内容情報

明治維新から150年余り。日本近現代史の研究は日々蓄積され、塗り替えられている。日本国内の閉じた歴史にとどまるのではなく、世界史と融合した新しい歴史を模索する流れが強まっている。明治維新に始まり、日清・日露戦争、第2次世界大戦、東京裁判と歴史認識問題、そしてポスト平成に向けた歴史観の問題まで。特定の歴史観やイデオロギーに偏らず実証を旨とする、第一線の研究者による入門14講。

内容説明

明治維新から一五〇年余り。日本近現代史の研究は日々蓄積され、塗り替えられている。日本国内の閉じた歴史にとどまるのではなく、世界史と融合した新しい歴史を模索する流れが強まっている。明治維新に始まり、日清・日露戦争、第二次世界大戦、東京裁判と歴史認識問題、戦後日中関係、そして未来に向けた歴史観の問題まで。特定の歴史観やイデオロギーに偏らず実証を旨とする、第一線の研究者による入門一四講。

目次

令和から見た日本近現代史―ヘロドトスの「悪意」から劉知幾の「公平」へ
立憲革命としての明治維新
日清戦争と東アジアへ
日露戦争と近代国際社会
第一次世界大戦と日中対立の原点近代日中関係の変容期―一九一〇年代から一九三〇年代
政党内閣と満洲事変
戦間期の軍縮会議と危機の外交―第二次世界大戦への道1
「南進」と対米開戦―第二次世界大戦への道2
米国の日本占領政策とその転換
東京裁判における法と政治
日本植民地支配と歴史認識問題
戦後日中関係
ポスト平成に向けた歴史観の問題―戦後から明治へ、さらにその先へ

著者等紹介

山内昌之[ヤマウチマサユキ]
1947年札幌市生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。東京大学学術博士。現在、武蔵野大学国際総合研究所特任教授、ムハンマド五世大学客員教授。東京大学名誉教授。紫綬褒章受章。主著に『スルタンガリエフの夢』(サントリー学芸賞)、『瀕死のリヴァイアサン』(毎日出版文化賞)、『ラディカル・ヒストリー』(吉野作造賞)、『岩波イスラーム辞典』(共編、毎日出版文化賞)など

細谷雄一[ホソヤユウイチ]
1971年千葉県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。博士(法学)。現在、慶應義塾大学法学部教授。著書に『戦後国際秩序とイギリス外交』(サントリー学芸賞)、『倫理的な戦争』(読売・吉野作造賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

125
明治維新からポスト平成に向けた日本の近現代史をどれぞれの事件などと絡めて15人の歴史学者が講義を行っています。自民党の谷垣幹事長の肝いりで行ったもので、講義の対象は議員、秘書、自民党職員だったのでしょうね。自民党議員がすべての講義を受けていればレベルアップにつながるのでしょう。内容はわかりやすいのですがやや深堀されていないところもあり、そのために参考文献などが掲載されています。2020/04/24

佐島楓

73
バイアスのかかっていない歴史書は人間には執筆不可能だという哲学に類することを考えながら読んだ。難しい。まだ知らないことは多々あるので、勉強は続けようと思う。2019/11/03

skunk_c

48
明治期日本の武力行使の例として重要な江華島事件が省かれていたり、田母神論文の植民地論を肯定的に捉えることもできるとしたりなど、全般的な内容から突飛に思える部分があったが、最後まで読んで合点がいった。近年自民党本部で行われた講義をまとめたものだそうだ。その割といっては失礼だが、内容自体はやや地政学的色合いや現実主義的ではあるが真っ当なもので、これを与党政治家諸氏がきちんと理解してくれることを期待したい。13章で50年代マルクス主義歴史学を「上からの演繹」と断じた部分は、現在の日本会議にも当てはまると思う。2019/10/01

Book & Travel

41
最近明治期を描いた小説を何冊か読んだので、近現代史の流れを押さえておきたくて手に取った。自民党本部での講義をまとめた複数著者による14編。編者の山内氏の序章から含蓄があって読み応えがある。他も1章当りは短いが内容は濃く、全体的にイデオロギーの偏りが無い印象。歴史は直線的ではなく、内部外部の様々な要因が積み重なって作られてきた事がよく解り、勉強になった。特に興味深かったのは日露戦争の3章や東京裁判の10章など。歴史は無限の宝庫だが、扱うには慎重さ、賢明さも求められる。素人だがこれからも謙虚に学んでいきたい。2021/07/31

venturingbeyond

35
外交史に軸足を置いた日本近現代史上の重要トピック13講。2015〜18年に自民党本部で行われた連続講義を元にまとめられた本のため、各章の叙述は平易で、それぞれのトピックの勘所をリーダブルにまとめる。歴史総合や日本史探究のネタ本としても、一般向けの学び直しのテキストとしても、使い勝手のよい良書。2023/12/05

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