出版社内容情報
人間の目は、赤・青・緑の3色しか見ることができない。しかし、虫や鳥は紫外線も見分けることができる。それでは、虫や鳥には世界はいったいどう見えているか?著者は、紫外線カメラを自作し、動物や植物をかたっぱしから撮影してみた。すると、そこには驚きの世界が広がっていた。モンシロチョウは雄と雌で色が違うし、カラスも真っ黒いだけではなく、紫外色の違いで個体を識別していた。世界初の紫外線写真集。
内容説明
人間の目は、赤・青・緑の3色しか見えない。だが、虫や鳥は紫外線をも見ることができる。では虫や鳥には、世界はいったいどう見えているのか?著者は紫外線カメラを自作し、動物や植物を撮影。そこには驚きの世界が広がっていた―。モンシロチョウは雌雄で翅の色が違い、ウツボカズラの捕虫嚢は紫外線を反射して虫を誘い、ハシブトガラスは紫外色の模様の違いで個体を識別していた。人には見えない生存戦略を探る。
目次
序章 虫や鳥が見る色の不思議
第1章 求愛・給餌に役立てる戦略
第2章 捕食者から逃れる戦略
第3章 虫・鳥を誘う戦略
第4章 紫外線から身を守る戦略
終章 紫外線写真から見える生存戦略
著者等紹介
浅間茂[アサマシゲル]
1950年、新潟県加茂市生まれ。1972年、山形大学理学部卒業。千葉県立高校の生物教師を経て、現在は千葉生態系研究所所長、NPO法人自然観察大学副学長、千葉県生物学会副会長、千葉県文化財保護審議会委員。生き物と環境の関係をメインテーマに水環境、クモの生態、ボルネオの生物、生物と紫外線の関わりについて観察・研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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