中公新書<br> 地球の歴史〈下〉人類の台頭

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中公新書
地球の歴史〈下〉人類の台頭

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  • サイズ 新書判/ページ数 283p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121024008
  • NDC分類 450.2
  • Cコード C1244

出版社内容情報

全三巻でたどる地球四六億年の旅。完結篇となる下巻では恐竜の登場から人類誕生、そして現代まで。激変する地球環境の今後を展望する。

内容説明

大地の動きを知ることで人は知恵を生んできた―超大陸の分裂と超巨大噴火によって九五%もの生物が絶滅した地球。生き残った生物が進化を遂げて中生代は恐竜の時代となるが、これまで地球が経験しなかったほどの隕石衝突によって再びほとんどの生物が絶滅する。六六〇〇万年前から始まる新生代は哺乳類の時代であり、やがて人類が誕生する。激変する地球環境のなかで、折り返し地点にいる「文明の惑星」はどうなるのか。全三巻でたどる地球四六億年の旅、完結篇。

目次

第9章 中生代の生物進化と大量絶滅(白亜紀の巨大海台と温暖化;恐竜出現と鳥類の進化;被子植物の出現と恐竜絶滅)
第10章 大陸移動と造山運動―新生代の陸と海(大西洋の拡大と中央海嶺の誕生;大陸の衝突とアルプス山脈・ヒマラヤ山脈の形成;モンスーン気候の誕生と南極還流)
第11章 日本列島の誕生と進化(日本列島の基盤の構築;日本列島の付加体形成;日本海の拡大と沈み込み帯の火山活動)
第12章 人類の誕生と歴史時代の環境変動(第四紀の氷期と海流の大循環;人類の誕生と気候安定化による農耕開始;巨大噴火と地球の未来予測)

著者等紹介

鎌田浩毅[カマタヒロキ]
1955年(昭和30年)、東京都に生まれる。1979年東京大学理学部地学科卒業。通産省地質調査所、米国内務省カスケード火山観測所を経て、1997年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。日本火山学会理事、日本地質学会火山部会長、気象庁活火山改訂委員、内閣府災害教訓継承分科会委員などを務める。1996年日本地質学会論文賞受賞。2004年日本地質学会優秀講演賞受賞。専攻は火山学、地球科学。理学博士(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

136
このシリーズの最終巻では、中生代の生物が絶滅した原因や大陸がどのようにできたのかをわかりやすく説明してくれます。また日本列島がどのようにできたのか、人類がどのように誕生したのかまでを後半で書かれています。日本史や世界史を勉強する前にこれらに書かれている前史を理解するにはもってこいの本だと思われます。中学生、高校生の夏休み課題の本にでもしたらいいと思いました。2017/03/03

アナクマ

29
いちばん身近なところを扱う下巻。たっぷり2億5000万年分。たくさんの研究成果のみならず、丸いジルコンや、地下から生えつつ削られ続ける北アルプスなど、地史地学のロマンも堪能できる。◉科学的事実の束は、ありがたいお経にも似てこころが落ち着く。けれども、拡大縮小するゴム紐のような時間の連なりと大陸移動、加えて気象の影響に、いつどこで何が起きたのか、それが今とどう繋がるか、こちらの想像力が追いつかない。◉地球はでかい。私が実感できる時空はまだ狭すぎて短かすぎる。「地球全史スーパー年表」などとの併読が吉。2017/05/20

かごむし

25
全3巻読了。著者はあとがきで、地球研究の目標を、われわれはどこから来て、何者で、どこへ行くのか、に回答を与えること、と言っている。たかだか100年程度の寿命しか持たない人間が、地球を、数億年、数十億年というものさしで見ていく試みは、まさに、自分自身の存在を探る試みにほかならないだろう。人間は、自分のルーツについて、様々に想像し、思索してきた。しかし、最新の学問的知見で地球の姿を凝視してみれば、そこに新たなる映像が刻まれていくに違いない。自分が持つ生命に対する認識に巨大な一撃を受ける読書であった。感動した。2017/05/18

アナクマ

20
北アルプスは下から生えつつ、削られ続けている。隆起と侵食の差し引きで今の高さ。◉200万年前?にできたカルデラ内に溜まった火砕流が固まって(のち100万年間太平洋プレートに押し上げられたのが)槍・穂高。その下にあったマグマの塊が上高地の花崗閃緑岩。これは(隆起と侵食が激しいために)世界一新鮮なマグマ岩石の露出。◉地形を見たときに、そこに凝縮された時間を読み取れるようになりたい。地形変化の早回し映像と、小説の登場人物の気持ちとを手中に捉えるための共通項。どちらも洞察力と想像力の仕事である。2019/03/13

びっぐすとん

19
図書館本。下巻が一番しんどかった。内容は中生代から地球の未来へ。生物、地質、気象、天文と多岐に渡る内容で頭は飽和状態。イエローストーンが噴火しても、Co2増加で温暖化しても、再び氷期が来て寒冷化しても人類は食糧難に陥りそうだ。数億年後再び大陸が1つになるとき、人類はもういないだろう。どんな生物が超大陸を闊歩しているのか?様々な危機を乗り越えてきた地球の生物も水の枯渇と星の最期には抗えない。広い宇宙の小さな星の奇跡の存在を宇宙の誰かに知ってもらいたい。そんな気持ちになる。地球凄い!自分がその一部なのも凄い!2019/12/16

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