中公新書<br> ビル・クリントン―停滞するアメリカをいかに建て直したか

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中公新書
ビル・クリントン―停滞するアメリカをいかに建て直したか

  • 西川 賢【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 262p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121023834
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C1222

内容説明

1993年、46歳の若さで、戦後生まれ初の米国大統領に就任したビル・クリントン。2期8年の任期中、民主党政権ながら福祉削減を厭わず中道主義を追求。財政と貿易の「双子の赤字」を解決し好況に導く。また国際紛争解決に積極的に関与し、冷戦後の新たな国家関係を模索。米国を繁栄に導いた。本書は、次々とカネとセックスのスキャンダルにまみれ、弾劾裁判を受けながらも、多くの実績を残し、今なお絶大な人気を誇る彼の半生を追う。

目次

第1章 深南部での青年期―苦難な環境と人格形成
第2章 大統領への道―現職ブッシュ、ペローとの戦い
第3章 迷走する第1期政権―1993~1996年
第4章 「第三の道」による長期政権へ―1996~2001年
第5章 スキャンダルと弾劾裁判
終章 クリントンとアメリカの再生―中道路線の選択

著者等紹介

西川賢[ニシカワマサル]
1975(昭和50)年兵庫県生まれ。99年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業、07年に同大学大学院法学研究科博士課程を修了。博士(法学)。フルブライト・フェローとして渡米後、日本国際問題研究所研究員、九州大学客員准教授、一橋大学客員准教授などを経て、2011年より津田塾大学学芸学部国際関係学科准教授。専門は政治学、アメリカ政治研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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かごむし

29
アメリカの政治についてほとんど知識も関心もなかったけれど、丁寧に背景や制度など、基本的な説明を踏まえながら語られるクリントンの姿には、説得力があって面白かった。国民に流されてくる情報から見える大統領と、実際の業務としての大統領の姿にギャップを感じ、報道など賢く見ていかないといけないなと改めて思った。モニカルインスキーとの醜聞の印象が強いが、イデオロギーによらず必要な政策を遂行していったクリントンを筆者は高く評価している。クリントンという大統領個人に限らず、アメリカの政治というものが見える名著であると思う。2016/07/30

funuu

14
「美しいものを見たけれは目を瞑れ」保守派の論客ベネットによれば、人は自らの行為について判断する責任を負う。誤った行為を取った個人はその行為から生じる責任を負わねばならない。だが、クリントンは目に余る不貞行為を働きつつも、その結果生じた責任から言葉巧みに逃げまわるばかりだと憤る。さらに、アメリカ国民がクリントンの行為が不道徳であることを認識しつつも、彼の政治手腕や経済的実績を尊重するあまり倫理的責任をあえて問わないということであれば、アメリカが公共の問題に関する理知的判断を失って無責任化し、根本から病んでい2016/10/02

浅香山三郎

13
中公新書の政治史、政治学、政治家の評伝の堅実さは、本書にもよく表れてゐる。ビル・クリントンの政治―リベラルから「第三の道」への転換―を論じ、アメリカと世界にとつての意義付けを図る。クリントンの政治が、民主党の中道化といふ戦略により断行されたことのメリットとデメリット、功と罪を示すと共に、今のやうな二極化の時代の閉塞から、地道な妥協と根気のせめぎ会う手法への転換を模索する上でも有益。クリントンのスタンスの柔軟さには学ぶべきところが多いのではないかと思ふ。2018/02/12

あんころもち

10
中東和平、ジャパンバッシング、NAFTA、犯罪対策、福祉削減…とクリントンの中道路線をある程度網羅しており、少なくともクリントンを良かれ悪かれ見直す一冊にはなるであろう。そして、それらは驚くほどに現在2016年へとつながる政策であり、大統領選と相まってそれへの評価/批判が沸き起こっている。今回この本は、クリントン政権時代のみならず、2016年現在に影響を与えた部分からクリントン政権の評価を試みている。しかし、この観点においては分量上甚だ不十分なものとなっている。2016/07/25

もくもく

7
あえて今だから「ビル・クリントン」を読む…当然、そういう読者を狙っての出版でしょうね。 ビル・クリントンと言うと、どうしてもその「不適切なスキャンダル」の記憶ばかりが強烈ですけど、その在任中の仕事を改めて評価すると、現在のアメリカに繋がる幾つもの重要な決断をしていたことがわかる…というような一冊でした。 それにしても、大統領就任時の年齢が46歳って、オバマの就任時(47歳)よりも若かったんですね。 そして、次がヒラリーになってもトランプになっても、米国大統領は一気に高齢化するんだなぁ…。(^_^)2016/10/07

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