中公新書<br> 気象庁物語―天気予報から地震・津波・火山まで

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中公新書
気象庁物語―天気予報から地震・津波・火山まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 180p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121023407
  • NDC分類 451.2
  • Cコード C1244

出版社内容情報

明治初頭に誕生した気象台は、科学技術の進歩と軌を一にしている。幾多の天災と戦争をバネに進化を続けてきた140年のドラマに迫る。

内容説明

1875年、虎ノ門の高台に誕生した東京気象台は、戦争や災害のたびに技術革新を行い、現在の気象庁へと成長した。日露戦争の命運を決する「天気晴朗ナルモ波高カルベシ」の電報、太平洋戦争期に軍部と争った気象観測の主導権、青函連絡船洞爺丸を襲った台風、富士山レーダーの建設とアメダスの導入、そして昨今の異常気象―。技術者たちで構成され、科学の進歩とともに歩んできた「戦う技術官庁」の足跡を辿る。

目次

第1章 東京気象台の創設
第2章 日露戦争と室戸台風
第3章 太平洋戦争
第4章 海は荒れて
第5章 コンピュータ時代の到来
第6章 地震・津波・火山
第7章 気象衛星「ひまわり」の打ち上げ
第8章 今日の気象サービス
第9章 地球温暖化、異常気象

著者等紹介

古川武彦[フルカワタケヒコ]
1940年(昭和15年)滋賀県生まれ。気象庁研修所高等部(現気象大学校)および東京理科大学物理学科卒業。理学博士。気象庁入庁後は、気象研究所台風研究部、気象庁(観測部、予報部)、福岡管区気象台技術部長、気象庁航空気象管理課長、気象庁予報課長、札幌管区気象台長、気象協会参与などを歴任。この間、米国大気科学研究センター(NCAR)留学、運輸省官房海洋課出向、JICA技術援助プログラム(ラオス、モンゴル、フィジー)参加。現在「気象コンパス」代表として、気象に関する各種情報を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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