中公新書<br> 日本写真史〈下〉安定成長期から3・11後まで

個数:
電子版価格
¥902
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

中公新書
日本写真史〈下〉安定成長期から3・11後まで

  • 鳥原 学【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 中央公論新社(2013/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 16pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月30日 05時00分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121022486
  • NDC分類 740.21
  • Cコード C1272

出版社内容情報

写真誌の創刊ラッシュ、ヌード写真集が一世風靡するなか、90年代デジタル化の波を受けた写真は…。2013年までの40年を描く。

内容説明

1970年代半ば、消費社会が爛熟するなか『an・an』を筆頭にヴィジュアル雑誌が次々と創刊。新しい写真家たちが陸続と登場する。さらに『写楽』『写真時代』『FOCUS』の売り上げ拡大によって、写真は黄金時代を迎え、宮沢りえのヌード写真集は社会現象ともなった。他方で、90年代半ば以降のデジタル写真の普及は、150年に及ぶ写真史を一新する。本書は1975年以降の写真黄金期とデジタルの衝撃の歴史を描く。

目次

第4章 消費社会のイメージ―1975~89年(ヴィジュアル雑誌の時代;スキャンダリズム;写真美術館の誕生―記憶・規制)
第5章 表現の多様化と再発見―1990~2010年代(縮小する世界のなかで;女性と写真―変わり続ける関係;デジタル化の波―都市・郊外からネットへ)
終章 日本写真のグローバル評価(「日本」の写真という問いかけ;3・11を超えて―再び写真と現実との関係)

著者等紹介

鳥原学[トリハラマナブ]
1965年大阪府生まれ。近畿大学商学部卒。93年から写真弘社、写真ギャラリー「アート・グラフ」運営担当。2000年からフリーに。現在、写真評論家。日本写真芸術専門学校講師、東京ビジュアルアーツ講師も兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コットン

73
1970年〜2012年迄の日本の写真史で今でも聞く名前が載っている。紹介されている写真家について大雑把にその時代の中で、どんなアプローチでどんなことをした人かと言うのが分かる。2022/11/29

ふろんた

19
写真の大衆化、女性写真家の登場。ただ、デジタル化が進んだ現代においては多様化が進み、カメラとは写真とは何なのかと説明しづらくもなってきている。2015/05/25

ハチアカデミー

12
後半は主に、写真が芸術化、広告化、大衆化とそれぞれに分化していく過程と、それぞれの問題などを含めた通史となっている。被写体の変化や、表現の変遷、カメラ技術の進化とともに、ウディ・アレン「おいしい生活」ポスターのインパクトや、なぜビートたけしはフライデーを襲撃したのか、宮沢りえ『Santa Fe』は社会現象となったのか、など、社会と密接につながっていく写真の歴史がまとめられている。参考文献と、年表など巻末の資料が充実しているのもありがたい。個人的には、自然雑誌『アニマ』の存在が気になる。2015/08/13

くまこ

7
「写真で見る日本史という要素も含んでいるけど、基本的には写真の歴史に関する教科書ね」「資料を速読するとてもいいトレーニングになったわ。社会風俗の変遷を追う上で写真は大切だし、写真家の名前をチェックできてよかった。林忠彦さんの太宰治の写真は昔から好きなの」「この本をきっかけに個々の写真家を追ってもいいし、歴史の勉強に活用してもいいし、いろいろ使えそうだね」2014/02/20

かりん

4
4:《ジャーナリズム、スキャンダル、アート…そして、写真はどこへ行く。》日頃絶対にやらないのだけど、下巻だけ買った。上巻から読むと挫折しそうだったので…。1975年から2013年までの日本における写真の変化を追っていく。写真雑誌、写真美術館など器の変化もあれば、「写真を撮る」という行為自体が簡単になっていく中で、その意義自体も見直されていく。おいしい生活やサンタフェなどもしっかり網羅。たぶんざざっとしたまとめなんだろうと思うが、詳しくないのでタメになった。最後に紹介されているのは、大好きな志賀理江子さん。2015/07/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7738283
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。