中公新書
人民元は覇権を握るか―アジア共通通貨の実現性

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121022196
  • NDC分類 338.97
  • Cコード C1233

出版社内容情報

ドルとユーロの信頼が危ぶまれる中、アジア経済は転換点を迎えている。人民元の専横か、アジアの連帯か。通貨覇権の行方を展望する。

内容説明

近年、ユーロ圏の財政・金融危機が取り沙汰される一方で、国際通貨であるドルの脆弱性もささやかれている。依然ドルの影響力が大きいアジア圏では、経済成長いちじるしい中国の人民元が、今後、基軸通貨として擡頭してくるだろう。しかし人民元の覇権は、日本経済を衰退させる危惧があるのみならず、アジア諸国の安定成長を阻害しかねない。日本の通貨戦略はどうあるべきか。アジア経済の今後を占う。

目次

第1章 アジアで、ドル基軸通貨体制は続くのか
第2章 通貨・金融協力はどこまで進んだか
第3章 円と人民元の現状
第4章 アジア通貨統合という「壮大な夢」
第5章 アジアは人民元圏になるか
終章 日本が中流国に後退しないために

著者等紹介

中條誠一[ナカジョウセイイチ]
1949年(昭和24年)、新潟県生まれ。73年、中央大学大学院経済学研究科修士課程修了。日商岩井株式会社調査室員、大阪市立大学商学部教授などを経て、96年、中央大学経済学部教授に就任。商学博士。日本国際経済学会(常任理事)、日本金融学会、日本貿易学会に所属。専門は、国際金融論、外国為替論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

無識者

8
アジアではドルが基軸通貨として通ってきたが基軸通貨がドルだけでは不安定で、アジア危機などを経験し、アジアにはまた別の基軸通貨が必要なる。その基軸通貨の役割を担う候補に人民元があるが、中国一国にその役割を担わせるのは不安要素が多い。そこでアジア通貨統合を提案している本。2015/07/01

よしひろ

7
債務危機、通貨統合。ドルと元の通貨価値の関係はどうなっていくか。お金の話は見えるようで見えにくい。未来における通貨のあり方を考えて行くことができる。2016/04/02

Osamu TAKAHASHI

3
これもタイトルは煽りが入ってる。著者の言いたいことは、アジア経済なのにアジアの国の通貨が基軸通貨になっていない(要するにアジアの国同士で貿易するにもほとんどドル建てで決済している。)、このため米国が通貨発行国の特権(シニョリッジ)を独占している、というもの。人民元は資本移動の自由を制限している点で現時点では基軸通貨になるのは難しいので、今のうちに日本円を基軸通貨にする外交努力をしよう!というのが著者の意見。2015/08/17

nori

3
How miserable professor of economics. 1. Too many duplicated subject. 30 to 40 pages are enough. 2. He has never seen map of China and Asia. 3. He just imitate currency basket concept but concrete way to archive. So sorry for students whom he taught. 2013/08/15

パット長月

3
人民元と中国の通貨政策の知識を得たくて購入したが、行けども行けども人民元の話がでてこない。タイトルとサブタイトルが逆ではないか。アジア共通通貨の可能性など興味はないし(著者も結局悲観的)、さてだまされた・・・が勉強のために最後まで、と我慢してようやく読了。興味とズレているのと、どうも著者の書きぶり(自分の見解を言いっぱなしで説明不足の感あり)に違和感があり、正直しんどかった。なお米国の通貨政策に対してはボロクソで、ひどく反米的であるが、なぜか中国の政策に対しては中立、あるいは好意的な書きぶりが気になった。2013/07/14

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