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ノンフィクション未知へのとびらシリーズ
スズメの大研究―人間にいちばん近い鳥のひみつ

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  • サイズ A5判/ページ数 129p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784569684659
  • NDC分類 K488
  • Cコード C8095

内容説明

スズメはいつも人間の近くにいて親しみのある鳥です。けれど、何を食べ、どこに巣を作り、どんな生活をしているのか、ほんとうの姿は意外と知られていません。みんなの知らないスズメの生態から人間とのかかわりまでを広くさぐった一冊。小学中級以上。

目次

はじめに 人間のすむところにはスズメがいる
1 スズメの巣作り
2 ひなが育っていく
3 スズメは米の汁が大好き
4 スズメの生活をもっと知りたい
5 家族になったスズメの子
6 古典と昔話にスズメがいた
7 スズメの研究者に話を聞く
8 イエスズメがやってくる
おわりに スズメも人も地球のなかま

著者等紹介

国松俊英[クニマツトシヒデ]
1940年、滋賀県生まれ。同志社大学卒業。日本児童文学者協会、日本野鳥の会会員。童話や児童小説のほか、野鳥と自然、スポーツ、人物を取材したノンフィクションを書いている

関口シュン[セキグチシュン]
1957年、東京都生まれ。漫画家、西洋占星学研究家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つくよみ

67
図書館本:最も身近な小鳥であろうスズメ。知っているようで知らないその生態を、解りやすく解説した本。世界には15種類のスズメがいて、発祥はアフリカ大陸。昔から日本に生息していたのは、その内の2種。最近、更に1種類が渡り住むようになってきて、現在は3種類いるとか。日本の人里で一番よく見かけるスズメだが、その警戒心は強く、だからこそ、案山子が有効だった?反面、慣れれば人に懐くという事例もあり、人と付かず離れずして生きてきた、この鳥の歴史が伺える。稲をついばむ以上に、害虫をついばむ益鳥。今後も大切にしたい鳥。2013/11/25

きるきるふわっち

10
2月ごろチュンチュン鳴いてつがいを探しはじめ、夏に子どもは巣立ち…って、知ってる。冬のスズメは何してるのか知りたい。寿命は2、3年。でも、体力と知力のあるものは6年くらい生きる。そんなに差があるの!?自然はシビアだなあ。ワタシも頑張って生きよう。2015/02/22

漢方売り

6
スズメが好きなのでついつい。ただ特に目新しい発見はなかったなぁ。中西悟堂先生の生活に憧れる。野鳥保護に関する法律以前だからこそだなぁ。2017/02/12

ヘムレンしば

4
一番身近な野生動物雀の本です。その生態から人間との関わり、歴史や文化への影響など。中でも雀を飼った人の話や雀研究者のお話が興味深かったですね。身近な動物ですけど、まだまだ判っていない事が沢山ありそうです。なるべく多くの人に関心を持って貰って、雀の研究が進むと良いですね。しかし、気になるのは最後の雀が減っているというお話。ここ数年近所であまり雀を見掛けられなくなりました。この本が書かれた当時より、さらに深刻な事態になっているのでは無いでしょうか。イギリスのように大規模な調査が必要だと思います。2013/03/25

3
スズメの基本的な習慣について書かれている。スズメの雛は20gしかなく、親鳥は300回も1日に餌を与えている。スズメの諺もあり、朝雀夕烏や雀脅して鶴を失うなどはいる聞いたことがなかった。スズメの1年の流れも書いており、鳴き声についても言及している。どんな野鳥も飼うことができないので、怪我をしている場合は獣医に持っていかなければならない。スズメの家紋の紹介もあった。スズメの名前がついた植物についてはスズメノウリ以外わからなかった。スズメの俳句も紹介されている。2014/04/08

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